製薬協について 製薬協について

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国内における製薬企業での人工知能(AI)の導入状況と課題
―製薬企業へのアンケート結果から見えてきたこと―
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導入・開発体制について

導入済~今後検討予定の56部門の導入構築体制は表4の通りで、最も多い「ベンダーに依頼して開発」は36%、次いで「社内で開発、運用」は23%でしたが、カスタマイズを含む既存サービスの利用も23%でした。導入済の17部門に限定すると「ベンダーに依頼して開発」、「社内で開発、運用」がそれぞれ41%(7部門)、カスタマイズを含む既存サービスの利用は9部門(53%)ですが、導入が決まっている4部門はすべて「ベンダーに依頼して開発」または「社内で開発、運用」であることから、既存サービスを利用することで早期に導入したことがうかがわれます。

表4 導入済~今後検討予定の部門における導入方法(複数回答可)
表4 導入済~今後検討予定の部門における導入方法(複数回答可)

課題について

人材、データ、AIに関する情報に分けて設問を設定しました。課題は導入状況によって異なっており、導入状況が導入済~今後検討予定の56部門の主な課題(20%以上)を表5にまとめました。導入済はデータに関する課題が多く、ほかはAIでなにができるか、目的を達成できるかわからないといった課題が多いようです。AIの開発、導入に関して、社会全般で人材不足が指摘されています。3種類の課題のうち、人材面での課題の設問を導入状況ごとに集計した結果が表6です。この表から、導入の進んでいる部門は人材が確保されている場合もありそうですが、全体としては人材が不足しているようです。なお、「既に人材を確保できており、課題はない」と答えた6部門のうち創薬関係は2部門で、それ以外はGVP・GPSP関係、生産・品質保証関係等が1部門ずつでした。

表5 導入済~今後検討予定の部門の主な課題[5]
表5 導入済~今後検討予定の部門の主な課題
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表中の集計値は「部門数」、バーグラフは導入状況の部門数に占める各課題の割合。表6も同じ
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