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「製薬協メディアフォーラム」を開催
テーマは「医療健康分野におけるAI/ビッグデータの活用について」
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俯瞰的な視点で…「医療健康ビッグデータの活用」

俯瞰的な立場から、「医療健康ビッグデータ活用」を進めていくための必要なスタンスについて3つ挙げたいと思います(図8)。まず、ビッグデータ活用のシステムが継続的に正のスパイラルを廻すエコシステムになっているかということです。実際に「継続してメリットを増大させていくシステム」を作るという議論が非常に重要だと感じています。2つ目はビッグデータ活用のシステムがライフコースヘルスのソリューションとなるということです。最終目的は国民健康維持に貢献するプラットフォームを作り、活用することだと思いますので、その方向を向いているかということです。3つ目がP4+1医療の実現化ということで、これは製薬協のビジョンで打ち出しているのですが、Precision medicineといった次世代医療と同義と捉えていただければいいかと思います。医療と研究が同時に進んでいくような次世代医療のベースとなる環境を作ることが重要なスタンスだと思っています。この3つの方向性を意識しながら、今後の個別検討を行っていきたいと思っています。

図8 俯瞰的な視点で…「医療健康ビッグデータの活用」
図8 俯瞰的な視点で…「医療健康ビッグデータの活用」
京都大学大学院 医学研究科 人間健康科学系専攻 ビッグデータ医科学分野 教授 奥野 恭史 氏
■講演2 AIが拓くパラダイムシフト

京都大学大学院 医学研究科 人間健康科学系専攻 ビッグデータ医科学分野 教授
奥野 恭史
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講演の主題であるA(I 人工知能)の話をするにあたって、「AIが描いたレンブラント風の絵」について紹介します。これはレンブラントの346作品を3Dスキャンにより高解像度データに変換し、そのデータをAIに学習させて(ディープラーニング)、絵を描かせています。過去の作品からレンブラントの特徴を最も反映させた形で、AIがまったく新しいレンブラントの絵を描いたというものです。ここで重要なことは、レンブラントの作品があったからこそ、このようなAIを作ることができたということです。AIが勝手に学習をしてレンブラントの画風になるということは今のAIではあり得ないことです。

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