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「2017年第8回国際保健医療協力研修フィールドコース」参加報告
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(2)施設見学
【薬剤部】
 薬剤の在庫は、錠剤、毒薬・麻薬・向精神薬、注射・点滴と3つの部屋に分けて保存してあり、施錠もされていて、在庫管理環境はしっかりしているように見えました。

【外来】
 受け付けでデポジットを支払い、希望の外来診療科に行きます。入院時のカルテは病院で管理しますが、外来時のカルテは患者さん各自で管理しており、それが処方箋の代わりにもなります。院内薬局・院外薬局があり、院内に在庫がない薬剤については院外薬局で購入します。公立病院では医療サービス価格が掲示されており、負担額が明確になっていますが、価格は頻繁に変更されます。他国からの援助による高度医療機器の導入により比較的多くの疾患の診断・治療が可能となりましたが、それぞれの機器のメーカーが異なるため互換性がなく、電子カルテ化を難しくしています。

3.ホアビン市立病院

(1)病院概要
 ホアビン市立病院は2015年にできた病院で、日本からの無償資金援助により、CT、X線検査装置、麻酔器、救急車等を導入しました。2017年8月現在、病床数130床、18部門(12の診療科)、スタッフ数86名(医師26名、看護師16名、薬剤師7名、助産師4名、医療技術者5名、そのほか28名)です。2016年に緊急時透析、通常の人工透析を導入しました。また、生活習慣病が問題となっており、特に高血圧と糖尿病の治療者数が増加しています。2018年以降は、産科・小児科専門病院になる予定となっており、ホアビン省総合病院から産科・小児科機能が異動してくることが計画されています。
 X線検査装置、CT、超音波検査装置が置いてありますが、CTはメンテナンス費用(100~200万円/年)に見合う収入がないため、1年以上故障したままになっていました。

(2)施設見学
【院内薬局】
 院内薬局では、棚に薬剤、冷蔵庫内にインスリンのみが管理されていました。ほかに倉庫があり、そこに薬剤の在庫を置いています。投薬指示は電子化されておりパソコンで管理されていますが、電子カルテは導入されていません。偽造薬や低品質な薬剤の流通が問題になっています。

ホアビン市立病院院内薬局

ホアビン市立病院院内薬局

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