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「2017年第8回国際保健医療協力研修フィールドコース」参加報告
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国立研究開発法人国立国際医療研究センター(NCGM)の国際医療協力局が主催した「2017年第8回国際保健医療協力研修フィールドコース」が2017年9月13~22日に開催されました。製薬協国際委員会グローバルヘルス部会アクセスグループより代表者が参加しましたので、報告します。

2017年第8回国際保健医療協力研修フィールドコース

ベトナムの概要

ベトナムの人口は約9270万人であり、ASEANで3番目に多く、人口増加率は1.07%です。平均寿命は76歳、高齢化率は7%を超え、世界の中でも高齢化のスピードが速い国の一つとされています。出生抑制政策(2人っ子政策)をとっており、合計特殊出生率は2.09と減少していますが、高齢化の急速な進行により、同政策の緩和が検討されています[1][2]

 ベトナム国内の公立病院は、保健省直轄の中央レベルの病院、省保健局管轄の省レベルの病院、市郡レベルの病院、市郡よりもより小さい集落レベルをカバーするコミューンレベルのコミューンヘルスステーションがあり、DOHA(Direction Office for Healthcare Activity)制度を通じ、上位病院が下位病院に対し研修を実施する仕組みとなっています。
 最下位のコミューンヘルスステーションでは、各集落を担当するビレッジヘルスワーカーの管理や指導を行っています。ビレッジヘルスワーカーの役割は、担当地区の住民への啓蒙活動や病気の早期発見を行うとともに、住民情報を把握し、報告を上げることです。この情報は省保健局、保健省へと上げられるため、住民情報を管理するシステムがしっかりと構築されています。
 公的医療保険制度として、「Vietnam Social Security(VSS)」があります。形態としては、強制皆保険制度であり、2016年末時点の加入率は81.7%です[3]。運営母体は保健省傘下の医療保険基金で、労使拠出の保険料、政府からの拠出金・補助金、運営利益等で成り立っています。しかし、収入と支出のバランスが取れておらず、財源は逼迫している状態です。
mark [1]
ベトナム統計総局
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The World Bank








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VIETJO 2017年1月6日配信
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