製薬協について 製薬協について

Topics | トピックス

最新号目次へ 既刊号一覧2014年5月以降2014年3月以前 pdf
179号タイトル
トピックス画像
前へ12次へ
medU-net×製薬協×AMED 合同フォーラム開催報告
~新しい創薬に向けた産学パートナーシップ~
line03 line03 line03

文部科学省の科学技術・学術政策研究所客員研究官の重茂浩美氏(AMED戦略推進部研究企画課課長代理を兼任)は、「日米欧における医薬品開発への大学等の寄与に関する動向」の調査結果を報告しました。開発された医薬品の中では、がん領域におけるアカデミアの研究成果の貢献が大きい一方、生活習慣病や疼痛の研究成果の創薬への貢献は低いという結果でした。
 第2部のパネルディスカッションでは、東京医科歯科大学研究・国際展開担当理事の森田育男氏によるモデレーターのもと、基調講演の柴山氏、寺下氏のほか、三重大学副学長・トランスレーショナル医科学教授の西村訓弘氏、製薬協研究開発委員会産学官連携部会長の川上善之氏、AMED知的財産部長の天野斉氏が加わって、約90分の議論を行いました。
 「アカデミアへ企業のニーズを届けるべき」、「いや、アカデミアはアカデミアならではの研究を深めるべき」、「本気度が問われる」等さまざまな意見も出る中で、AMED知的財産部からアカデミアのシーズを整理して、シーズ・ニーズのマッチングシステム案が示され、これをアカデミアと企業の両者が活用しようという意見の一致を見ました。このAMED案によると、early stageからの連携に必要なテンプレートができることになります。
 新しい創薬に向けた産学パートナーシップを強めるために、アカデミアのシーズを円滑に企業へバトンタッチするにあたって、研究者の研究内容を正しく伝えることが重要で、その方策について、引き続き意見交換を行うことを今回の合同フォーラムで確認しました。知財も絡むため、個々の案件になると問題も生じると思われますが、まずはできることから始めようということで、AMEDを含めて一歩動き出したフォーラムになりました。

研究振興部長 吉田 博明

前へ12次へ
最新号目次へ 既刊号一覧2014年5月以降2014年3月以前

このページのトップへ