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「第127回 医薬品評価委員会総会」を開催
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2016年11月21日、東京証券会館ホールにおいて、下期の医薬品評価委員会総会を開催しました。今回の総会では、「医療ビッグデータを活用した新しい製薬産業の姿」をテーマとして、アカデミア、行政当局および医薬品評価委員会の関係部会より講演が行われました。今回のテーマに対する関心の高さから参加者は約250名となり、医療ビッグデータの活用に向けた活発な議論が展開されました。

会場の様子
会場の様子

シンポジウムの背景

医療ビッグデータの利活用は、「日本再興戦略」など政府の成長戦略において強化対象となっており、厚生労働省の研究事業でも医療ビッグデータの形成および利活用に向けた環境整備を進めています。製薬業界においても、創薬から市販後までさまざまな領域での利活用が期待されています。一方、医療情報の利用にあたっては、データの標準化、データ間の紐づけ方法、管理方法などの技術的な課題、個人情報保護、法制度の整備、国際間での共有ルールなどの課題が残されています。
 このような背景から、今回の総会では「医療ビッグデータ」をテーマとして開催することとなりました。
 第1部ではアカデミアと行政当局から基調講演が行われ、第2部では医薬品評価委員会の3部会の発表が行われました。

シンポジウムにおける講演

川原章専務理事の開会挨拶に引き続き、第1部の基調講演が行われました。
 医療情報の専門家である東京医科歯科大学名誉教授/東北大学東北メディカル・メガバンク機構機構長特別補佐の田中博氏は、「医療ビッグデータを利用した新しい製薬産業の姿—創薬・育薬・治験での活用における期待と課題—」と題して、ビッグデータの活用に対する期待と課題、新しい製薬産業のあり方について講演がありました。講演では、各種技術の発展がもたらした大量の情報(ビッグデータ)が、大規模な網羅的分子情報を活用した「ビッグデータ創薬・ドラッグリポジショニング」、「人工知能による創薬(AI創薬)」、「ビッグデータに準拠した臨床研究のパラダイムシフト」すなわち「無作為化比較試験:Randomized Controlled Trialの概念からReal World Data準拠の臨床治験や市販後調査へ」などに関する現状の動向と将来の方向性について、実際の研究事例を提示しながら説明しました。

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