製薬協について 製薬協について

Topics | トピックス

最新号目次へ 既刊号一覧2014年5月以降2014年3月以前 pdf
177号タイトル
トピックス画像
前へ123次へ
「第29回 広報セミナー」を開催
グローバル企業のインターナルコミュニケーション
line03 line03 line03

製薬協広報委員会主催の「第29回 広報セミナー」を2016年10月24日、東京・中央区の野村コンファレンスプラザ日本橋にて開催しました。今回は、「グローバル企業のインターナルコミュニケーション」をテーマとし、ウェーバー・シャンドウィック会長の西谷武夫氏およびトヨタ自動車株式会社広報部グローバルコミュニケーション室長の酒井良氏による、事例を交えた講演が行われました。今回は、会員会社から70名を超える広報部門関係者が参加し、熱心に聴講しました。

ウェーバー・シャンドウィック会長の西谷武夫氏は、「グローバル企業のインターナルコミュニケーション」と題し、以下のように講演されましたので、報告します。

ウェーバー・シャンドウィック 会長の西谷 武夫氏
ウェーバー・シャンドウィック
会長の西谷 武夫氏

「企業ブランディング」とは企業と社会の約束であり、その企業の製品もさることながら、社員の実践によって醸成された、企業文化そのものによって成り立ちます。そのため、社員の行動は非常に大切であり、インターナルコミュニケーションの重要性がますます高まってきました。インターナルコミュニケーションの基本は、社員がビジョン、ミッション、バリューを理解し、モチベーションや誇りをもちながら、企業ブランドに基づいた行動をとることです。その行動が企業価値を上げることにつながりますが、その行動が逆に企業の信頼を失墜することもあります。
 企業の不祥事発生時や、M&A時においても、インターナルコミュニケーションの役割は重要です。マスコミの報道など、さまざまなバイアスがかかる中、誰が、何を、どのように伝えるかを、広報専門部署がイニシアチブをとって、適切に実施することで、初めて社員の正しい理解が得られるようになります。
 では誰が、スポークスパーソンとして発信するのが適切かというと、やはりCEOであり、CEOはあらゆる機会で プレゼンスを示すことが重要であるといえます。

社員がCEOに求めるもの

 ・ 一貫性と説得力のある会社の方針・現状・将来性の説明
 ・ リアルタイムで多くの社員に発信する
 ・ 社員からヒアリングを行い、社員の声に応える
 ・ 個人的な期待に応え、人間味あるコンテンツを発信する

上記は社員がCEOに求めているものですが、CEOが「何を伝えるのか」を広報パーソンとして、開発することが重要です。
 企業文化ストーリーの開発には、各地域の社員の欲している情報を十分に調査し、各拠点で必要に応じてローカライズして、キーメッセージを会社のビジョン・ミッション ・事業戦略 ・中長期計画 ・プレスリリース内容 などのコンテンツに反映させます。
 グローバルなコミュニケーションを実践するには、各地域のスポークスパーソンの育成が重要となり、たとえば、その地域でのアンバサダー的な人材を地域から推挙して、育成し、CEOの意思を十分に理解したうえで、発信する役割を担うことも1つのやり方です。

前へ123次へ
最新号目次へ 既刊号一覧2014年5月以降2014年3月以前

このページのトップへ