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「第5回 アジア製薬団体連携会議(APAC)」を開催
ミッション:革新的な医薬品をアジアの人々に速やかに届ける
~新薬の創出とアクセス改善に向けたAPACのさらなる挑戦~
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2016年4月7日、8日の両日、東京・帝国ホテルにて「第5回 アジア製薬団体連携会議(Asia Partnership Conference of Pharmaceutical Associations、APAC)」を開催しました。今回も東アジア・アセアンの国と地域より11の製薬団体・ 規制当局・アカデミアの産官学が揃い、「革新的な医薬品をアジアの人々へ速やかに届ける」ことをミッションとし、新薬アクセス・規制/許認可・創薬連携の3つのセッションに分かれて活発な発表・討議が繰り広げられました。また独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)がアジアを中心とした規制当局者のレベル向上支援を目的として設置した 「アジアトレーニングセンター」(通称)のオープニングセレモニーもAPAC終了後に同じ会場で開催されました。

参加者の集合写真
参加者の集合写真

過去4回にわたり開催してきたAPACを通して、2015年の総会で一応の成果をみた「規制・許認可」のGood Submission Practice(GSubP)Guideline、「創薬連携」のDrug Seeds Alliance Network-Japan(DSAN-J)の台湾への展開などに比べ、若 干焦点が定まり難かったテーマ「Access To Medicine(ATM)」について、APACの活動範囲・目指すべき課題を明確に規定する意味を込めて、今年のセッションでは「Access To Innovative Medicine(ATIM)」という概念を新たに設定し、革新的医薬品へのアクセスを阻害する要因を改善していくことに取り組むための活動と定義しました。

東京大学大学院 医学系研究科 国際保健政策学 教授の渋谷 健司 氏
東京大学大学院 医学系研究科
国際保健政策学教授の渋谷健司 氏

 総会は冒頭の製薬協の多田正世会長(当時)のあいさつ、国際製薬団体連合会(IFPMA)理事長のEduardo Pisani氏による祝辞に続き、東京大学大学院医学系研究科国際保健政策学教授の渋谷健司氏の基調講演「Healthcare Vision 2035 & Access Improvement in Asia」がありました。渋谷氏は厚生労働省が2015年に公表した「保健医療2035」の策定懇談会座長として提言を取りまとめた経歴に基づき、1.世界の医療情勢の変化、2.日本の保健医療政策の方向性、3.革新的医薬品へのアクセス向上の3つの視点より講演をしていただき、参加者の高い関心を得ました。講演後の質疑応答も活発に展開されました。
 続いて、ATIMセッションに移りました。冒頭、APAC運営責任者を務める製薬協国際委員会の平手晴彦委員長がATIMの定義を説明し、ここ10年来の各種重篤な疾病の治療満足度の推移を示して、革新的医薬品の貢献によりUnmet Medical Needsが解決された領域も出てきており、新薬の果たす役割およびその新薬へのアクセス改善の重要性を説明しました。ATIMセッションは中国・韓国・台湾の東アジアパートとアセアンパートの2部構成とし、まず厚生労働省審議官の森和彦氏より日本政府の取り組みとして、国際薬事規制調和戦略(International Regulatory Harmonization Strategy)が紹介されました。その内容は以下の通りです。

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