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「第5回 コード・オブ・プラクティス/
プロモーションコード実務担当者会」を開催

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4. 贈り物・プロモーション用補助物品適正化に関するグループ討議

グループ討議に先立ち、司会の瀧本誠 専門委員からこれまでの経緯と最近の状況についてプレゼンテーションがありまし た。グループ討議は12のグループに分かれて行われ、「贈り物の適正化」と「プロモーション用補助物品の適正化」の2つの テーマについて、各グループでそれぞれ活発なディスカッションがなされました。また、討議後、参加者全員で他のグルー プの討議内容を共有するため、いくつかのグループから発表がありました。
 はじめに、「贈り物の適正化」について、会員会社における適正化への取り組みが停滞している現状とその考察、旧コード 委員会における取り組み等が紹介されたうえで、各グループでの討議に入りました。各グループから提出された討議メモか らは、「他社もやっている」、「ペナルティがある訳ではない」など、一朝一夕の適正化は困難といった意見がある一方で、「会 員会社トップ同士のコンセンサスの醸成があれば可能ではないか」といった意見もありましたが、当業界の公正競争規約で許容している贈り物については、会員会社内で規制することは困難といった意見が最も多く、製薬協による公正取引協議会 への働きかけを提案する意見も多数ありました。また、参加者からは、常任理事会社の率先垂範を期待する声もありました が、当日の討議を会員各社が持ち帰り、社会的情勢も踏まえて再度各社で検討することとしました。
 次に、「プロモーション用補助物品の適正化」については、製品名ロゴとともに製品のシンボルマークやビジュアル、マス コット・キャラクターなどが付加されたものがあり、ネットオークションなどにも出品されている事例が紹介されました。こう した実態に鑑み、社名ないし会社ロゴのみの記載にとどめる旨の通知を発信することがコード・コンプライアンス推進委員会 で検討されていることも併せて紹介されたうえで、各グループでの討議に入りました。各グループから提出された討議メモ からは、すでにプロモーション用補助物品の提供自体を行っていない会員会社や社名に限定した記載としている会員会社が あり、通知の趣旨を支持する意見が大半で、明確な異論はありませんでした。また、参加者からは、製品名を記載できない となると、実質プロモーション用補助物品の作成は一気に減ることが期待されるとの声もあり、新発売の記念品も同様の扱 いであることも共有し、会員各社での対応を確認しました。

5. 閉会挨拶

 田中徳雄 常務理事は、当日参集した実務担当者の今後の役割が重要であるとして、次のように強調しました。
 当日発表のあった新体制・規程改定ならびに製品情報概要審査会のルール・審査体制の見直しなどに加えて、近時の各種法 制化の動きや行政の動き、さらには各社の審査体制の見直しなどを踏まえて、業界全体で見直すべきものはしっかりと見直 し、業界としてさらに透明性の高い活動を行っていくという姿勢で取り組みたいとの表明がありました。
 また、本会合を勉強の場だけに終わらせるのではなく、参加者全員がそれぞれの会社を動かすという意識をもって会社に 報告してほしいとしました。そして、報告した結果として、各社がしっかりとした行動を取れるように、参加者それぞれの積 極的な行動を期待したいとの要請がありました。
 そのためにも、たとえば贈り物やプロモーション用補助物品についても、「止められない」ではなくて「どうやったら止められ るか」というように考えてほしいとし、透明性ガイドラインが成立に至った経緯も思い起こすと、当日参集した実務担当者の 役割が特に重要であり、一人ひとりが業界を動かすという気持ちで取り組んでほしいと強く要請しました。

コード・コンプライアンス推進委員会 竹歳 隆一

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