製薬協について 製薬協について

Topics | トピックス

最新号目次へ 既刊号一覧2014年5月以降2014年3月以前 pdf
201501タイトル
topics
前へ123次へ
「第2回日台医薬交流会議」開催される
line03 line03 line03
会場風景
会場風景

続いて、2つ目のテーマである薬価算定の妥当性について、日本側から薬価制度の中で、どのような手法により薬価の妥当性が検証されているのかについて発表がありました。台湾側からは、先進10ヵ国の参照薬価制度を原則とする算定手法が説明されました。
 台湾での薬価算定については、海外薬価の参照が基本的な考え方ではあったものの、今後の台湾発の新薬を含め、海外薬価が存在しない薬品については原価算定方式を含め新 たな算定方法も考慮していると紹介されました。
 新薬創出国である日本の薬価制度について台湾側からも多くの質問があり、医薬品産業と保険制度運営の両側面から今後も双方で意見交換を行うことが確認されました。
 最後のテーマである医薬分業については、台湾ではなかなか運用が進んでいない現状をもとに日本での導入時の方策に焦点を当てた発表が行われました。
 台湾では、各種のステークホルダーの意見調整が難しく、また法律的な解釈も異なるため、今後も長期的視点で検討する必要があるため、導入段階のインセンティブ設計とその運用について多くの質問がありました。
 ほかのセッション同様、保険セッションにおいても、各テーマについて引き続き双方間で意見交換を進め、互いの制度について理解を深め改善につなげていくことが確認されました。

まとめ

第1回の本交流会議は医薬品に焦点を当てていましたが、第2回は医療機器とOTCを含むmedical productsへと対象を拡大しました。そのため、本稿ではOTCを含む医薬品に関する講演について概略を報告しました。
 日台間で協議が必要なテーマはそれぞれの分野で多岐にわたりますが、第2回交流会議では双方においてより関心の高いテーマに絞り、それを掘り下げて議論が行われました。
 第1回、第2回を通して相互の制度理解が進められ、信頼関係が構築されつつあると思います。今後は、これらを活かしてどういった協力体制を構築し、双方の医療にとって有益な規制・制度の整備にどのようにつなげていくのか、その具体的な議論が必要になると考えます。また、日台双方の協力関係の構築において、APAC(アジア製薬団体連携会議)の場をどのように活用していくかも視野に入れることが必要と感じました。
 これらの議論を進めるプロセスにおいて、業界側からの積極的な意見発言を実現できるよう製薬協 国際委員会 アジア部会として努力していきます。

アジア部会 台湾チームリーダー 幸松 邦彦、台湾チーム 薬事サブチームリーダー 足立 重久、
台湾チーム 市場サブチームリーダー 鈴木 秀明

パネルディスカッションの様子
交流会議の参加者の皆さん
前へ123次へ
最新号目次へ 既刊号一覧2014年5月以降2014年3月以前

このページのトップへ