製薬協、宣伝会議賞 中高生部門に協賛
~未来を担う若い世代とともに、いのちの未来を創る~

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2025年08月01日
日本製薬工業協会


日本製薬工業協会(会長 宮柱 明日香、以下、製薬協)は、未来の医療人材の育成と、若年層への産業啓発を目的に、2025年度「宣伝会議賞 中高生部門」に協賛します。
  • 株式会社宣伝会議が主催する広告表現のアイデアをキャッチフレーズまたは絵コンテ・字コンテという形で応募いただく公募広告賞。協賛の詳細は次頁をご参照ください。

今回の協賛では、「製薬業界がイノベーティブな業界であることを表現するキャッチフレーズ」を課題テーマに設定しました。中高生に対して、広告という身近な表現手段を通して、医薬品や製薬産業が果たす社会的な役割、そして“いのち”と向き合う仕事の本質に触れるきっかけを提供します。宣伝会議賞へのキャッチフレーズの応募開始は、8月1日からです。

製薬協は、2025年2月に「産業ビジョン2035」を策定し、「我が国、そして世界に届ける創薬イノベーション」という将来像を掲げ、その実現に向けた道筋を示しました。私たちは、その未来をともに創っていく存在として、次の10年を担う中高生世代を“共創パートナー”と位置づけ、ビジョンの共有と対話を進めていきます。

製薬協広報委員会はこれまでも、科学技術館(東京都千代田区)に「くすりの部屋-クスリウム」の常設展示を行うほか、小中学生を対象とした科学イベントの開催や、大学生向けの情報発信などを行ってきました。今回の協賛により、中高生を含むすべての若年層の方々に、将来の医療や研究開発に携わるきっかけづくりを提供することになります。

今後、若年層の方々に向けて、医薬品の研究開発から社会への届け方までを楽しく学べるよう、漫画で製薬業界の先進的な取り組みを紹介するコンテンツを製薬協ウェブサイトで発信していく予定です。

製薬協 宮柱会長は、「製薬産業は、人の知と情熱によって支えられてきた産業です。未来の社会を形づくる世代が、製薬業界の持つ可能性や社会的価値に触れ、魅力ある製薬産業の未来に向けてCo-creation(共創)のパートナーになってくれることを心から願っています」と述べています。

製薬協は今後も、患者さん視点を最重視しつつ、未来の担い手との対話も大切にしながら、持続可能な医療社会の実現に向けた取り組みを推進してまいります。

2025年度 宣伝会議賞 中高生部門 製薬協協賛課題 概要

課題テーマ:「製薬業界がイノベーティブな業界であることを表現するキャッチフレーズ」

 

募集期間

2025年8月1日(金)10:00 ~ 2025年10月7日(火) 13:00 応募締切

課題について

新薬の開発は、何十年もの歳月をかけても、成功確率は約3万分の1といわれています。それでも、まだ見ぬ治療を形にし、世界中の患者さんに新薬を届けるために、製薬業界は最先端の科学やAI、デジタル技術を活用しながら、さまざまなパートナーと共創し、挑戦を続けています。
そんな製薬業界の革新性や情熱、未来を切り開くわくわく感を、中高生の皆さんならではの視点と言葉で表現してもらうことを期待しています。

ターゲットの特徴

全国の中学生・高校生が対象。広告表現に初めて触れる世代に、製薬業界の役割と価値を伝えることを目的としています。

背景・課題が大事にしていること

日本製薬工業協会は、研究開発志向型の製薬企業69社が加盟する団体です。市販薬だけでなく、病院で使われる薬や難病治療の薬も開発しており、日本は世界6位の新薬開発力を持つ国でもあります。しかし、開発には膨大な時間と予算が必要であり、製薬産業は困難に挑み続ける産業です。だからこそ、その革新性や社会的価値を、若年層に理解してもらうことが今後の産業の持続性にとって重要です。

詳細リンク

製薬協ウェブサイト:宣伝会議賞 中高生部門 課題オリエンテーション
宣伝会議賞ウェブサイト:宣伝会議賞 中高生部門(2025)応募サイト

以上

お問い合わせ先

日本製薬工業協会 広報部

電話
03-3241-0374

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