医薬品評価委員会 講演スライド「製薬業界より~「いかに活用してほしい?」各種資材に込めた思い~」(2025年11月1日、第19回日本薬局学会学術総会)
ファーマコビジランス部会
2025年12月
本資料は、以下のシンポジウムにおける講演スライドである。
第19回日本薬局学会学術総会
シンポジウム1 いまさら聞けない!医薬品情報の収集・提供
細胞治療や遺伝子治療など創薬モダリティも多様化し、医薬品情報の提供は適切な治療選択や患者さんの安全を守るためにますます重要となっている。そのため、製薬企業各社は、医薬品リスク管理計画書に基づく「RMP資材」に加え、副作用に関する注意喚起、製剤の使用方法、症状管理ツールなど、医薬品の特性にあわせて様々な資材やアプリなどを作成・提供している。
医薬品の種類や資材・ツール、患者さんのニーズ・環境が多様化している状況を鑑み、「医療関係者が最新で正確な情報」を収集し患者さんにあわせた情報を提供するとともに、「患者さん自身が適切な情報へアクセス出来る環境」の確立が急務である。そのためには行政・医療関係者・企業等関連するステークホルダーの連携強化が重要であり、本シンポジウムでは、必要な情報を適切に活用するための環境作り、さらには患者さん自身も医薬品情報を活用できるような仕組み作りなどのアプローチについて、一緒に議論した。
