「第15回くすりと製薬産業に関する生活者意識調査」について

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2021年11月18日
日本製薬工業協会


このたび、日本製薬工業協会(以下、製薬協)は、本年度実施した「第15回くすりと製薬産業に関する生活者意識調査」の結果分析資料を、製薬協ウェブサイト上に公開いたしました。

第15回くすりと製薬産業に関する生活者意識調査
https://www.jpma.or.jp/news_room/issue/survey/index.html

今回の調査結果によると、製薬産業への信頼度は85.7%と引き続き高い水準にありました。年齢層が高くなるにつれて、産業の肯定層の割合が増えている傾向にあります。製薬産業の社会的必要性、技術力や将来性、新薬の研究開発への熱心さに対して、従来通りの高い評価をいただきました。一方で、製薬産業や製薬会社に対する期待としては、コロナ禍にある中、「よく効く薬・早く効く薬を作ってほしい」、「新薬の開発/更なる研究開発」といった創薬への期待が目立ちます。
また、本年度は新たに「薬価」に関する生活者の意識を尋ねる設問を追加しました。結果、「処方された薬の値段の高低」では、無関心層も含め年代間で意見のばらつきがみられました。また、「処方薬の価格決定方法」について、「公定価格である」との回答は全体の23%に留まっています。一方で、「高額薬剤の登場の報道」に接した際の意識を問うたところ、「価格だけでは判断できない」が34%で最多も、ポジティブに捉える層とネガティブに感じられる層で意見が分かれる結果となりました。
        
製薬協では、今回の調査結果を受けて、協会の取り組みや活動の改善点を探り、より効果的で有用な情報コンテンツの作成や情報発信方法に反映してまいります。

別紙

以上

本件に関する問い合わせ先

日本製薬工業協会 広報部

電話
03-3241-0374

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