Information 「2022ライフサイエンス知財フォーラム」 COVID-19パンデミックで見出されたイノベーションエコシステムの課題と解決に向けた展望

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2022年2月18日(金)午後1時からオンラインセミナーにて「2022ライフサイエンス知財フォーラム」を開催します。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大は世界の人々の生命や生活に重大な影響をもたらしました。こうした中、「2021ライフサイエンス知財フォーラム」では、COVID-19を含むパンデミック対応の場面で、研究開発イノベーションのサイクルを支えるドライバーとなる知財権の保護と、生命の危機を解決する医薬アクセスに向けた知財権の利用について、どのような仕組みでバランスをとるのか、産学官を代表する方々が垣根を越えて議論しました。

製薬協は、新型コロナウイルス感染症が世界規模で蔓延している中、有効で安全な治療薬およびワクチンの迅速な研究開発を進めることが収束に向かう重要な手段であると認識し、会員各社はこれにコミットして、既存薬の転用(ドラッグ・リポジショニング)、ワクチンの創出、新規治療薬の創出等イノベーションを推進するほか、産学官の連携にも取り組んでいます。

一方、国産のワクチンの研究開発が欧米企業の後塵を拝した現状から、パンデミックへの迅速な対応を可能とする平時からの感染症対策の推進が国家安全保障の観点からも必要との課題認識が「2021ライフサイエンス知財フォーラム」でも指摘されました。

「2022ライフサイエンス知財フォーラム」では、国産COVID-19ワクチンや治療薬の創製を加速するために、臨床試験や承認制度のあり方、事業性の担保等の有事の対策に加えて、ワクチンや感染症治療薬の創製につながるイノベーションを創出するために、基礎から応用までの平時の研究支援のあり方、ベンチャーの育成や産学連携を含めたトランスレーショナルリサーチの推進体制等どのような社会基盤を平時から実装していくべきか、産学官を代表する方々が垣根を越えて議論します。

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