トピックス 官民訪中ミッション 中国国家医療保障局の訪日時にハイレベル会談を実施

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2019年12月10日に、中国国家医療保障局副司長の王小寧氏(医薬価格・調達購買司)を中心とする訪日メンバーが製薬協を訪問し、製薬協幹部とハイレベル会談を行いました。

集合写真

国家医療保障局は、2018年の行政組織改革により新設された「医薬品価格・入札・談判・償還リスト」等を担当する、中国で医薬品ビジネスを展開するうえで非常に重要な政府機関です。2019年7月の官民訪中ミッションでは、ハイレベル会談の開催が叶わなかった経緯がありましたが、厚生労働省のご尽力により、国家医療保障局の訪日の機会を捉えたハイレベル会談が実現しました。

会談では、製薬協の伍藤忠春理事長から製薬協の取り組み等の説明があり、王小寧氏からは談判の現状と予定、4+7集中購買の評価と全国展開の現状、品質の高いジェネリックの大量調達、償還リストの改定等が紹介されました。

ハイレベル会談の様子

今後も、両国の抱える高齢化、高薬価、財源等の共通課題に関して、交流の機会をもち、対話や情報交換を継続することが合意され、会談は和やかなムードの中で終了しました。

(国際委員会 アジア部会 中国チーム)

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