医薬品評価委員会 費用対効果評価で間接比較を実施する際の留意点

データサイエンス部会

2025年2月

データサイエンス部会2021年度継続タスクフォース3は、2022年1月にMatching Adjusted Indirect ComparisonやSimulated Treatment Comparisonなどの母集団調整法に関する報告書「間接比較において母集団調整法は有用か?」を公表し、これら手法の理論的側面について詳しく解説しました。この度、データサイエンス部会2024年度継続タスクフォース7は、近年医療技術評価での適用事例が増加傾向にある母集団調整法について、その後継として新たな報告書を作成しました。
本報告書では、理論的側面ではなく実用的側面に焦点を当て、母集団調整法の過去の適用事例を通じて、どのような場面で母集団調整法の結果を意思決定に利用できるかについて考察しています。本邦で母集団調整法を含む間接比較を実施する実務担当者にとって、本報告書が少しでも有益な資料となることを願っています。

日本製薬工業協会 医薬品評価委員会
データサイエンス部会 2024年度 継続タスクフォース7

このページをシェア

TOP