医薬品評価委員会 HL7 FHIRを軸とした医療情報標準化と、電子カルテーEDC等データ連携による効率的な臨床試験に向けた課題と展望
データサイエンス部会
2023年6月
医薬品評価委員会データサイエンス部会では、2019年度、2021年度と、DDCと電子カルテの2つのeSourceについて、現状や課題の把握、対策の提言を行ってきた。
近年、日本における医療情報標準化に向けた動きが一段と活発化し、医療情報交換の次世代標準規格であるHL7 FHIRを活用した医療情報の利用拡大への期待が非常に高まっている。
これらを受けて、本年度はeSourceのうち電子カルテにフォーカスし、2021年度の提言から先に進めるべく、医療情報標準化やFHIRの動向、関連情報を調査し、電子カルテ‐EDC等データ連携の将来像を考察し、普及に向けた課題の整理とアクションの提言をまとめた。
本成果物が電子カルテ‐EDC等データ連携の普及・発展に向けた課題理解と解決の一助となり、医療機関等の臨床開発現場の業務効率化が加速されることを期待している。
日本製薬工業協会 医薬品評価委員会
データサイエンス部会 2022年度タスクフォース1-2
HL7 FHIRを軸とした医療情報標準化と、電子カルテーEDC等データ連携による効率的な臨床試験に向けた課題と展望 (7.2 MB)