COP28「気候変動と健康に関する宣言」に対する革新的医薬品産業の声明

2023年12月04日

製薬協は、IFPMAが2023年12月3日に発出した「Innovative pharmaceutical industry statement on COP28 Declaration on Climate and Health」に、他の7団体と共に賛同し、宣言に加わりました。
本件は、既に製薬協の英語サイトに掲載させて頂きましたが、その宣言の日本語訳をご紹介いたします。
なお、正式なものは、下記のリンク先にある英語版であることをご承知おきください。

Innovative pharmaceutical industry statement on COP28 Declaration on Climate and Health

2023 年 12 月 3 日、ジュネーブ - 革新的医薬品産業界は、COP28 において、気候変動が喫緊の健康課題であり、気候変動と健康に関する初めての宣言が採択されたことを含め、気候変動への対応に向けた意欲が示されたことを評価します。
製薬企業は、意欲的なネット・ゼロやカーボンニュートラルの目標設定の最前線に立ち続け、事業活動やバリューチェーン全体を通じて、二酸化炭素排出量を削減する世界的なイニシアチブの一環として行動しています。これらの目標を達成するために、より環境的に持続可能な製品、製造プロセス、サプライチェーンを提供することを視野に入れ、研究開発に投資しています。
医薬品は複雑で高度に規制されているため、産業界、政府、医療システムの間で高度な協調と協働が必要です。
そのため、世界保健機関(WHO)や気候変動枠組条約(UNFCCC)などの国連機関、政府、市民社会、民間セクターの垣根を越えた協力が、これらの念願を達成する上で不可欠となります。我々は、気候変動と健康の危機に効果的に対処するために必要な資源、知識、専門知識を結集するための重要なプラットフォームとして、WHOのアライアンス「気候変動と健康に関する変革的行動のための同盟(ATACH)」を歓迎します。
我々の研究開発への投資は、協調的な国際協力とともに、我々の気候変動に対する公約とCOP28で定められた公約を達成する上で、重要な役割を果たしていきます。

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