「第15回アジア製薬団体連携会議(APAC)」開催に向けて 開催日:2026年4月21日
アジア製薬団体連携会議(Asia Partnership Conference of Pharmaceutical Associations、以下 APAC)は、2012年に製薬協の働きかけによって設立され、「アジアの人々に革新的新薬を速やかに届ける」ことをミッションとする国際会議体です。
製薬協のAPACプロジェクトメンバーは、2026年4月21日に開催される第15回APACに向け、議論を開始しました。
APACは、アジア地域の研究開発型製薬団体によって組織され、「創薬連携(DA)」「規制・許認可(RA)」「製造、品質管理、供給(MQS)」「e-labeling」「アジアユニバーサルヘルスカバレッジ(aUHC)」に関するワーキンググループを設置し、規制当局、アカデミア、産業界とともにタイムリーなテーマについて議論を行っています。
APACメンバー団体は、IFPMA(国際製薬団体連合会)に加盟する研究開発型製薬団体で構成され、今回から新たにベトナムのPharma Groupが加わり、アジア12地域・14団体で組織されています。ミッション達成を目指し、各メンバーは第15回APACに向けて積極的な議論を進めています。
APAC Steering Committee(APACメンバー団体の代表者からなるAPACの意思決定委員会)
APACメンバー14団体の代表者が参加するSteering Committeeの第1回会議が、2025年10月17日に開催されました。当会議では、APACのミッションや活動を表すイメージ図の見直しについて議論し、各ワーキンググループから取り組み状況の共有も行われました。
APAC運営会議(APACに関する製薬協内の意思決定会議)
製薬協内のAPACプロジェクト関連委員会の委員長9名とAPACプロジェクトメンバーが参加し、APAC Steering Committeeへの提言を協議・承認する会議体です。2025年10月1日に行われた第1回運営会議では、10月17日のSteering Committeeに提出する提言内容について協議・承認しました。
APAC実務者会議(APACの活動計画を策定・運営する会議)
APACの活動計画を策定し、円滑な運営を行うため、議長と各ワーキンググループリーダーを含むメンバーで構成される会議体です。第15回APACに向け、これまでに5回の実務者会議を開催し、Steering Committeeや運営会議との連携を通じて、開催準備を着実に進めています。
私たちは、APACのミッション「アジアの人々に革新的新薬を速やかに届ける」の実現に向け、第15回APACにおいても、国内外の業界、規制当局、アカデミアから多くの方々の参加を期待し、活発な議論が行われるよう取り組んでまいります。
APAC実務者会議議長 今井 亮翔
APACプロジェクトメンバー 刀根 拓也、本多 由里絵
