4.治験参加者に守ってもらうこと

治験参加者の安全確保と、信頼できるデータを集めるために守ってもらいたいこと

安全の確保と信頼できるデータを集めるために、治験に参加される患者さんには治験中に守っていただかなければならないことがあります。その内容は、インフォームド・コンセントの際に手渡される説明文書に記載されています。

一般的な注意事項

治験薬の服薬方法、検査など

  • 治験薬の服薬方法、服薬期間、回数を正確に守ってください。
  • 使わなかった治療薬は、まだ国から承認されたくすりではないので、必ず返却してください。

生活上の注意

治験の内容や病気の種類によっては食事や運動に関する注意や、飲酒、喫煙などの制限があります。

他の病院を受信される場合、他のくすりを服用する場合

他の病院を受診したり、新たなくすり(市販薬や漢方薬も含む)を服用する場合には、前もって治験を担当する医師に相談してください。他のくすりと治験薬を組み合わせて使用すると、それぞれの作用を弱めたり、または強めたりするなど予期しないことが起こることがあります。

体調に変化が見られた場合の注意

治験薬を使い始めて、いつもと違う症状が見られたときは、すぐに担当医師に連絡して下さい。

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