環境問題検討会

重点課題

  1. カーボンニュートラルへの貢献
  2. 循環型社会形成への貢献
  3. 地球環境保護に関連する諸問題に関する認識向上

取り組み内容

1. カーボンニュートラル行動計画グループ

企業活動における温室効果ガスの排出の検討について、自社で直接(スコープ1)または間接的(スコープ2)に排出される取り組みについて各社ですすめている。一方で、参加企業の関心が高い取引先の排出(スコープ3)の取り組みについて、取引先企業とのコミュニケーション方法や算出方法について課題が多い。昨年度は、メンバー間での情報共有、専門家を招いた最新情報の収集を開始し、製薬協として、お取引先様に対する「脱炭素の取り組みへのお願い」を作成した。この文書をきっかけとして、サプライチェーン全体の脱炭素の取り組みを協同でさらに進めていく。さらに、国際機関、日本政府が取り組む気候変動の健康への深刻な影響という観点から、ヘルスケアセクターの脱炭素化についても、検討していく。

2. 循環型社会形成自主行動計画グループ

昨年に引き続き、日薬連のフォローアップ調査結果を踏まえ、日本製薬団体連合会(日薬連)の循環型社会形成自主行動に関する数値目標および会員各社の目標達成に向け、取り組み事例などの情報共有を通じて会員各社の活動の推進を図る。特に、廃プラスチックのみならず、サーマルリカバリー(熱回収)からマテリアルリサイクルへの転換を含めた再資源化率の向上を目指し、個別の取り組みの共有化等の活動を行う。

3. 企画グループ

製薬企業に限定せず、環境対策を行なっている企業の施設見学を企画・実行する。また、会員会社の取り組みおよび会員会社間、異業種間での連携に参考になるような最新の環境技術や政策、ベストプラクティスを共有する講演会を計画する。さらに、日薬連の「環境サプライチェーン表彰」企画を支援し、優れた取り組みを行った企業やビジネスパートナーを表彰することで、企業のモチベーションを高め、他の企業への模範となる活動を奨励する。

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