環境問題検討会

基本方針

いのちと健康に携わる医薬品業界として地球環境保護に関連する諸問題について、製薬協としての意見集約、施策の検討を行う。

重点課題

  1. カーボンニュートラルへの貢献
  2. 循環型社会形成への貢献
  3. 地球環境保護に関連する諸問題に関する認識向上

重点課題への取り組み内容

1.カーボンニュートラル行動計画グループ

企業活動における温室効果ガスの排出の検討について、自社で直接(スコープ1)または間接的(スコープ2)に排出される取り組みについて各社ですすめている。一方で、参加企業の関心が高い取り引き先の排出(スコープ3)の取り組みについて、取り引き先企業とのコミュニケーション方法や算出方法について課題が多い。2024年度は、メンバー間での情報共有、専門家を招いた最新情報の収集を開始し、製薬協として、お取り引き先様に対する「脱炭素の取り組みへのお願い」を作成した。2025年度は、サプライチェーン全体の脱炭素の取り組みを協同でさらに進めていくため、環境省の公募事業に応募、採択された。そこでは、環境省から委託を受けた(合)デロイトトーマツ、(株)エスプールブルードットグリーン、(一社)サステナブル経営推進機構の支援のもと8か月かけ検討企業(13社)が中心となり、製薬業界共通のScope3算定・1次データ取得のルールやエンゲージメント方針のガイドライン作成に取り組んだ。2026年度は、当ガイドラインを製薬協メンバー会社に広く展開するとともに、説明資料などのコミュニケーションツール整備やWebinarの実施を通じて、サプライヤーや他業界団体との連携・共創を深め、バリューチェーン全体での削減を推進する。また、Scope1の共通課題である車両のEV化に関しても、ノウハウの共有やさらに、業界内での充電インフラシェアリングの可能性や、病院・薬局との連携についても情報交換を本格化させる。

2.循環型社会形成自主行動計画グループ

2025年度に引き続き、日本製薬団体連合会(日薬連)のフォローアップ調査結果を踏まえ、日薬連の循環型社会形成自主行動に関する数値目標および会員各社の目標達成に向け、取り組み事例などの情報共有を通じて会員各社の活動の推進を図る。特に、廃プラスチックのみならず、サーマルリカバリー(熱回収)からマテリアルリサイクルへの転換を含めた再資源化率の向上を目指し、個別の取り組みの共有化等の活動を行う。また、製薬業界特有の廃棄物(PTPシート等)のリサイクル率向上を目指し、廃棄物処理業者団体との意見交換会の開催や、大学やNPOと連携したリサイクル品の用途開発などについても情報収集を開始する。

3.企画グループ

製薬企業に限定せず、環境対策に取り組む企業の施設見学を企画・実施する。さらに、会員企業の取り組みや異業種間連携の参考となる最新の環境技術、政策、ベストプラクティスを共有する講演会を開催する。2025年度から開始された日薬連の「環境サプライチェーン表彰」企画を引き続き支援し、優れた取り組みを行った企業やビジネスパートナーを表彰することで、企業の意欲を高め、他の企業への模範となる活動を奨励する。併せて、環境配慮活動を促進するためのインセンティブのあり方や、支援策の可能性について検討を開始する。

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