—創薬・バイオを日本の成長エンジンへ—
「日本成長戦略会議におけるワーキンググループ・ロードマップ」公表を受けて
2026年06月24日
日本製薬工業協会
会長 宮柱 明日香
今般、日本成長戦略会議において、戦略17分野に関する官民投資ロードマップが公表されました。日本製薬工業協会(以下、製薬協)の会長として、製薬業界を代表し本会議に参画し意見を述べる機会をいただいたことに深く感謝申し上げます。また、本ロードマップの取りまとめにあたり、ご尽力いただいた関係府省の皆様に心より敬意を表します。
製薬協は、「創薬・先端医療」および「合成生物学・バイオ」の2つのワーキンググループにおいて、創薬力の強化、健康安全保障を支える国内製造基盤の強靱化、人材育成の重要性に加え、日本市場の魅力向上の必要性について一貫して主張してまいりました。
日本の成長を支える基幹産業へ
今回、各ロードマップにおいて、医薬品産業が日本の成長を支える戦略的投資分野として明確に位置づけられるとともに、国家として目指す、中長期にわたる成長の方向性が示されたことは、極めて大きな意義を有するものです。
これは、患者さんに革新的な医薬品を届ける産業の重要性を国内外に示すものであり、日本市場の魅力向上や投資の呼び込みにつながるものと考えます。
政策具体化に向けた重要な2つの方向性
特に対象となるロードマップにおいて、当協会としては、今後の政策具体化に向けた極めて重要な方向性として以下の2点を高く評価しています。
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世界に比肩する成長と日本市場の魅力向上(成長投資の観点)
我が国の特許品市場が、世界の成長に比肩する水準を目指すことが示された点は極めて重要です。これは、国内外からの投資を呼び込み、日本市場の魅力を高めるとともに、日本が創薬の地として選ばれ続けるための基盤になると考えます。
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国民の命を守る国内供給体制の強靱化(危機管理投資の観点)
感染症対応製品やバイオ医薬品・再生医療等製品について、国内製造・供給体制の強化の重要性が示されました。地政学的リスクが高まる中、医薬品の安定供給は、国家的課題として優先的に取り組むべき重要テーマであると認識しております。
未来への投資と挑戦
製薬協は、本ロードマップを踏まえ、政策具体化と官民連携の推進に貢献してまいります。また、日本そして世界の患者さんに革新的な医薬品を持続的にお届けできるよう、「創出(イノベーション)」と「供給」の両面から、前向きな投資と挑戦を続けてまいります。
政府においても、本ロードマップで取り纏められた「講じるべき政策パッケージ」の着実な実行を期待するとともに、官民協議会等の場を通じて、国内外の環境に応じて生じる課題について、継続的かつ実効的な対話と検討が行われることを強く期待しております。
以上
お問い合わせ先
日本製薬工業協会 広報部
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