Girls Meet STEMで体感する「くすりが生まれる瞬間」 -女子中高生が創薬の世界に挑戦-

日本製薬工業協会(製薬協)は2026年3月23日、女子中高生を対象に、理系進学や製薬産業の魅力を伝える体験型イベントを科学技術館(東京都千代田区)で開催しました。本企画は、山田進太郎D&I財団および東京都による「Girls Meet STEM」の一環として実施され、450人以上の応募者の中から抽選で選ばれた約30名が参加しました。

当日は、製薬業界に関するレクチャーに加え、分子模型の組み立て体験や創薬ワークショップ、女性研究者との座談会を実施。AI創薬やiPS細胞、薬剤耐性菌、ドラッグ・ロスといった幅広いテーマについて理解を深めました。

手と頭で学ぶ創薬の世界

中でも分子模型づくりでは、くすりのもととなる化合物の構造を自らの手で組み立てることで、創薬の基礎にある「かたち」の重要性を体感しました。また、創薬のプロセスや社会的意義を自分たちの言葉で表現した「創薬かるた」を制作。くすりが生まれるまでの長い年月や高い難易度、そして“いのちを救う”使命を、瑞々しい感性で描き出しました。

女性研究者との座談会

プログラムの最後には、製薬協会員会社から研究や開発の現場を知る女性先輩社員らが参加し、座談会を実施しました。参加者からは、仕事を選んだ理由や、仕事とプライベートの両立、大学での学びが現場でどのように生かされているかなどについて多くの質問が寄せられ、理系キャリアをより具体的に考える機会となりました。

次世代の理系人材育成へ

製薬協は、経済協力開発機構(OECD)加盟国と比較して日本の理系分野における女子比率が低い現状を踏まえ、今後も次世代の理系人材の裾野拡大に向けた取り組みを推進してまいります。今夏以降は、会員各社による関連イベントの展開も予定しています。

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