患者さんに必要な薬を届けるために—製薬協、未承認薬への支援強化を政府に要望 患者さんに必要な薬を届けるために—製薬協、未承認薬への支援強化を政府に要望

「日本ではまだ使えないが、海外では承認されている薬」が存在します。これを「ドラッグ・ロス」と呼び、特に小児や希少疾患の分野で問題になっています。製薬協では、こうした薬を日本でも使えるようにするための政府の取り組みに対し、企業側の立場から支援の充実を要望しています。開発企業が見つからない薬を政府が公募する制度がありますが、企業が引き受けるには情報不足や採算面での不安があり、現場ではハードルが高いのが実情です。
今回、薬事委員会の柏⾕祐司委員長、産業政策委員会ドラッグラグ・ロスタスクフォースの榊原由紀子リーダーはじめ、関係委員が、「開発から患者に届くまでを見据えた、より実効的な支援策」を求めた内容が取材記事として紹介されました。

※当記事は、日刊薬業 2025年7月15日掲載[許諾番号20250715_02]。株式会社じほうが記事利用を許諾しています。

ロス公募品目に承認取得の道筋を 製薬協が幅広い支援を要望

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