企業活動と医療機関等の関係の透明性ガイドライン Q1.透明性ガイドラインがなぜ必要なのですか?

回答

製薬協の会員会社は、医療機関や医師に委託業務の対価として提供する諸費用が、医療機関や医師の判断に何らかの影響を与えることのないよう、自主基準「透明性ガイドライン」を策定して費用を公開しています。

自主基準「透明性ガイドライン」

製薬協は、革新的で有用性の高い医薬品の開発と製薬産業の健全な発展を通して、人々の健康と福祉の向上に貢献することを目指しております。
新薬の開発に伴う医学・薬学の研究、実用化および医薬品の適正使用の普及には、産学の連携活動は不可欠です。しかしながら、これらの連携活動が盛んになればなるほど、医療機関・医療関係者が特定の企業・製品に深く関与する場面が生じることもあり、医療機関・医療関係者の判断に何らかの影響を及ぼしているのではないかとの懸念を持たれる可能性を否定できません。生命関連産業として患者、国民の生命、健康に大きく関わるとともに、国民皆保険制度のもとにある我が国の製薬産業においては、他の産業以上にその活動の透明性が重要であることを踏まえ、本ガイドラインを策定いたしました。

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