新しいくすりの開発力強化のためには、製薬産業・アカデミア(大学等)・国の「産・学・官」のスムーズな連携が必要不可欠であり、革新的医薬品の創出に向けて、今後よりいっそうの連携強化が求められています。
そこで、2015年4月には、産・学・官の連携強化と、基礎研究から実用化までの一貫した支援を目指しAMED(日本医療研究開発機構)が設立されました。
AMEDとは産・学・官のチカラを結集させた、これまでにない新たな体制。革新的医薬品を生み出すひとつのカタチとして期待されています。


現在、アメリカでつくられる新薬の半分以上は、アカデミアもしくはバイオベンチャー企業が起源となっています。しかし、日本ではそのような実績がまだ少ないのが現状です。そのため、日本における今後の創薬において、アカデミアやバイオベンチャー企業との協力関係を築くことは、非常に重要な課題のひとつ。アカデミア・バイオベンチャー企業との連携が、さらなる創薬の新しい可能性を生み出すのです。

