医薬品評価委員会 データ連携構想 ~医療及び治験の現場からの提言~

データサイエンス部会

2023年8月

臨床試験における電子カルテデータのeSource活用(以下、データ連携)が長く継続して議論されているものの、一般的なデータ収集手法として確立するためのチャレンジはまだ多い。
こうした背景から、2020 年 11 月に土井俊彦先生(国立がん研究センター)による「個々の医療機関や治験依頼者ではなく、複数の医療機関、治験依頼者、IT ベンダーで集まって、できるところからデータ連携を推進していくための議論を始めよう」という発案を機にコンソーシアム活動「データ連携構想検討会」が企画された。
主旨に賛同した、2 医療機関、IT ベンダー3社、製薬企業5社、日本製薬工業協会の有志により、まずは臨床検査データにフォーカスした議論がなされ、電子カルテに記録されるデータの現状を基に技術的な論点の整理とデータ連携モデル構築のための課題がまとめられた。
2023年6月に公開した成果物*と関連の深い本成果物を礎に多くのステークホルダーによる議論をさらに活発にすることで、データ連携の実装を加速させることを期待し、本HPにて公開する。

日本製薬工業協会 医薬品評価委員会
データサイエンス部会

データ連携構想 ~医療及び治験の現場からの提言~

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