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「医療健康分野のビッグデータ活用研究会報告書Vol.4」のご紹介
PHRの活用~「個人を軸としたデータ流通プラットフォーム」と「活用データの広がり」~
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このように、製薬産業ではさまざまな領域で活用データの広がりが見られますが、それぞれのデータの利用効果を高めるためには、多様なデータを連結・統合できる環境の整備や、各疾患における新たな評価指標の確立、開発したソリューションの普及といった課題が存在しています。産学官民を中心とした連携やコンソーシアム等の仕組みにより、課題解決の取り組みを進めていくことが必要といえるでしょう(図3)。

図3 活用データの広がり
図3 活用データの広がり

PHR活用を進めるための提案

以上のように、「個人を軸としたデータ流通プラットフォーム」と「活用データの広がり」という2つの大きなトレンドを背景とし、PHRの重要性はますます高まっていくことが予想されます。個別化医療、予防・先制医療、患者さん中心の医療、「モノ」から「コト」への転換といった医療のパラダイムシフトの進展を見据えると、製薬産業においてPHRの活用は欠かせない要素となるでしょう。そこで、PHR活用を推進するうえで重要な取り組みとして、報告書では以下の5つを提案しました。

提案(1):『データポータビリティの推進』

グローバルな潮流を踏まえ、日本においてもデータポータビリティの制度化を進め、個人を軸としたデータ流通プラットフォームの構築を推進する。

提案(2):『多様なデータを連結・統合したデータベース構築』

コホートやレジストリ等の医療データベースに、ゲノム・オミックス情報や健康情報、バイタル・生活情報を連結し、統合解析できる環境を整備する。

提案(3):『産学官民共同による評価指標、標準等の確立』

各疾患領域において、産学官民が広く連携し、ウェアラブルデバイス等の情報を含めた評価指標や標準等の確立に向けた取り組みを活性化する。

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