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「製薬協メディアフォーラム」を開催
テーマは「危機管理としての感染症対策」
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図1 年齢別死亡者数
図1 年齢別死亡者数

出典 厚生労働省新型インフルエンザ等対策本部事務局作成資料

ここ数年の発症・流行の例

2014年 エボラ出血熱

発症すると重症化しますが、活躍されていた医療関係者で、施設内感染した結果、亡くなった方がいたことはショックでした。

2014年 デング熱

熱帯・亜熱帯地域で多く、全世界で年間1億人が発症し15万人が重症化します。国内では久しぶりの発症となりましたが、媒介する蚊への対策が重要です。

2015年 MERS コロナウイルスによる感染症

重症の肺炎を起こすウイルスで中東地域に多い疾患ですが、飛行機が運んでくる可能性があります。お隣り韓国では院内感染や患者さんの移動により流行が拡大しました。

2016年 ジカウイルス感染症(ジカ熱)

媒介蚊が同じデング熱が多い地域によく発生しますが、性交渉でも移るのがデング熱とは異なる点です。妊婦が感染すると胎児にも感染し、小頭症となることが問題視されています。

これらの新興感染症に対しては、グローバルな視点に立ってマネジメントできる人材の育成と、新規ワクチンや治療薬の開発が重要であり、いずれも産官学一体となった取り組みが必要です。

最近問題となっている耐性菌

1.市中感染症

肺炎球菌

双球菌の形をしています。菌体の周りのもやもやした鎧のような構造を莢膜(きょうまく)と呼び、97種類の型があります。この莢膜があるために白血球等に貪食(どんしょく:細胞の食作用)されにくく、強い病原性をもつと言われています。肺炎球菌に対するワクチンは、現在13種と23種に対応するものがありますが、全部の型はカバーしきれていないというのが現状です。感染症患者の年齢分布は、5歳未満と60歳以上に集中しています。耐性度の高い菌は近年減少傾向にあり、肺炎球菌ワクチンの効果だと考えられています。

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