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「第8回 環境技術研修会」を開催
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事業所の緑地の質向上の取り組み

生産事業所の緑地はこれまで、「美化や景観」、「公害防止としての緩衝機能」、「施設の保護」としての役割から設置されてきており、工場立地法で定められた面積比率を確保することが求められています。このような事業所の緑地に対して、「生物の生息環境提供」、「地域生態系ネットワーク形成」、または、「地域コミュニケーション」等による生物多様性保全のための空間としての「質」を高める取り組みを行っています。
 専門家と社員による生物調査、事業所内の生き物パンフレットの作成、地元自治体やNPOと連携した生態系の保全活動、地元の自然環境や文化に関連した植物や絶滅危惧種を使用した緑地の設置等の活動を行ってきました。その結果、事業所の緑地の質向上の取り組み実績が着実に増加し、その効果として、自然環境、生物に対する従業員の関心が増しているものと考えます。

従業員の環境教育と啓発

経営層および従業員一人ひとりが、環境意識の高い人材となるために、「全従業員に共通の基礎知識、基本行動のスキル」を習得することからスタートし、「実践機会の創出」へ段階的に推移する環境教育体系を構築しています。
 生物多様性に関する「関心」を高めるために、基礎知識や最新動向の把握、課題認識のためのパンフレットやe-ラーニングなどのツールを準備しています。また、生物多様性が保全されていることへの「感激」を呼び起こすために、植林活動や外来種駆除活動など、環境活動を実践する機会を設けています。そして、「感謝」の気持ちから、環境・社会ニーズを満たす事業を実践しています。
 このように、あるべき環境人材像に到達するための教育体系を「関心」、「感激」、「感謝」の3段階で整備しています。

最後に

本研修会は、製薬協会員企業における環境活動推進を目的として、さまざまな環境問題を対象に2009年度より毎年開催しており、今回で8回目になりました。今後においても、環境安全委員会では、さまざまな環境問題を解決するための支援として、国内外の動向、他社の事例等の情報共有の機会を提供し、会員各社の「環境への取り組み」を支援していきたいと考えています。

環境安全委員会 環境部会 研修ワーキンググループ 古川 誠

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