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科学技術館新展示室『くすりの部屋―クスリウム』完成記念講演会を開催
テーマは「学校教育における医薬品の教育への期待と課題」
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図5 薬物治療の指示を順守しない理由
図5 薬物治療の指示を順守しない理由

おわりに

医薬品の役割を理解する際に大事なのは、医薬品には光と影、リスクとベネフィットがあり、医薬品にも医療にも限界がある、治せるものもあれば治せないものもある、ということを理解し受け止めて次につなげていくことです。そこでは患者さんにも役割があるでしょうし、医療者には患者さんが理解できるようにサポートする役割があります。今、医療はチームで行われ、その中心は患者さんであり、最終的に患者さん自身が意思決定をする必要があります。医療者は患者さんがきちんと意思決定をできるような情報を提供し、サポートしていくことが大事なことであると思っています。こうした考え方を患者さん(医療消費者)が身に付けるためには、1つは医薬品の教育が役立つと思われますし、こうした考え方が「文化」として根づいていくよう私たちは将来に向けて努力していかなければなりません。今の小学生、中学生、高校生が医薬品の教育で医療の一端に触れることによって、大人になった時に自分の子どもたちに医薬品の役割、自分たちの役割を伝えていってもらえるのではないかと思っています。現状でも子どもたちが学校で教わったことを家族で話すことで父兄の教育にもつながっているということもあるようです。こうしたことが10年後、20年後に具体的なかたちとなっていくことを期待しています。
 今日オープンする「くすりの部屋-クスリウム」を利用してもらって皆さんと一緒にこうした「文化」を育てていけたらと思っています。

広報委員会 コミュニケーション推進部会 似内 岳夫

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