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アカデミアと企業との間の人材交流の状況について
他組織へ転入・転出した研究者数を参考に
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大学等に転入した研究者の内訳を比率でみると、公的機関から大学等には2013年度は41.5%、2014年度は39.0%、非営利団体からはそれぞれ30.0%、28.3%、企業からはそれぞれ11.7%、12.9%となっています。企業への転入者については、大学等からの移動が最も多く、2013年度の1.6%(164人)から2014年度の3.0%(330人)に増えていることがわかりました。
 次に、他の組織への転入した割合、他の組織から転出した割合、の両面から調べてみました。転入先として、大学等へは、2013年度で83.2%(8,622人)、2014年度で80.2%(8,892人)、企業へは、同2.5%(259人)、3.7%(414人)、となっており、大学等への転入が両年度とも大きな割合を占めています。2013年度と2014年度とで比較すると、大学等への転入者の割合が減少(実数では8,622人から8,892人へと増加)した一方、企業、公的機関、非営利団体いずれも割合は増えていました。転出した研究者の割合では、企業および大学等からの転出の割合が増加し、公的機関および非営利団体からの転出の割合が減少していました。
 「科学技術研究調査」には、分野別、産業別の集計もなされているので、企業、特に医薬品産業に焦点を当てた転出・転入状況にも目を向けました。表2は、企業から転出した研究者の人数を「医・歯・薬学」分野に絞って、転出先の組織別にみてみたものです。2013年、2014年ともに大学等への転出人数が最も多く、2013年度は208人(計に占める割合は90.4%)、2014年度は463人(同89.2%)でした。両年度間での人数の増減をみると、2014年度は前年度から289人増加しており、そのうち大学等が255人(同88.2%)を占めていました。

表2 企業から「医・歯・薬学」分野の組織への転出
表2 企業から「医・歯・薬学」分野の組織への転出

表3には医薬品製造業の企業に転入した研究者の人数を企業の資本金別、転出元の組織別に示しました。移動者数が少数であり、トレンドとは言い難いですが、資本金別にみると、10億円〜100億円の企業が2013年度、2014年度ともに最も人数が多い結果となりました。

表3 医薬品製造業に転入した研究者数(企業の資本金別、転出元別)
表3 医薬品製造業に転入した研究者数(企業の資本金別、転出元別)
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