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「安全衛生技術研修会」を開催
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2016年7月15日、日本橋ライフサイエンスビルディング(東京都中央区)において「安全衛生技術研修会」が開催されました。同研修会では、聖隷労働衛生コンサルタント事務所所長の坂元富美夫氏による「働く人のメンタルヘルス」とトヨタ自動車チーフエンジニアの豊島浩二氏による「次世代環境車の未来(環境・安全・災害への備えとしてのプリウス&プリウスPHVの進化)」の講演を行い、製薬協会員会社の約40名が聴講しました。

坂元 富美夫 氏

■ 安全衛生技術研修会 講演1 | 働く人のメンタルヘルス

社会福祉法人 聖隷福祉事業団 聖隷労働衛生コンサルタント事務所 所長
坂元 富美夫
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今回の研修会では、まずは自殺についての知見を述べさせていただきます。不幸にして自殺が既遂されてしまった場合、遺族の間でも職場の中でも大きな波紋が広がり、事業所は事後の対応において相当なエネルギーを要します。メンタルヘルスに取り組むということは、自殺リスクへの対応ともいえます。しかしながら事業所がメンタルヘルス対策に取り組もうとした場合、人事労務管理や衛生管理担当者からどうしたらよいかわからないという相談をよく受けます。「メンタルヘルス不調」といっても、1つの疾病を全体像で考えるより、予防管理、兆候管理、発症管理、復職管理の各ステージに焦点を当てて、どういった対策や取り組みをすればよいか、もしくはしなければならないかなど事業所の状況や課題を鑑み対策や計画を立てると、意外と効果的な進め方として機能する場合が少なくありません。本講演では、技術的に以下の4つの管理に焦点を当てます。

メンタルヘルス対策の進め方

ステップ1(予防管理)

セルフケアを実施し、メンタル不調にならないように自らの気づきと予防を促すこと。また、働きやすい職場環境を形成すること。ストレスの聞き役の存在が大切なこと。

ステップ2(兆候管理)

ラインケアを実施し、早期対応を促すこと。また、過重労働者への医師面接指導、ストレスチェックからの医師面接指導などを実施すること。専門医へのつなぎ役が大切なこと。

ステップ3(発症管理)

休職の際、および休職中の対応について。また、安心して休める環境や、休職中の情報提供を行うことが大切なこと。

ステップ4(復職管理)

復職のプロセス(判断)と再発防止対策が大切になること。ここでは、本人の意志の確認と、管理者から見て働ける状態かどうかの判断と、実際の復職プランが重要になること。

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