医薬品評価委員会 治験関連システムの活用を見据えた共通マスター(医療機関 関連情報)について

電子化情報部会

2024年4月

近年、医薬品開発のプロセスに対して各種ITシステムの使用が急速に広がりをみせており、臨床試験の効率化やデータの品質向上に大きく寄与している。しかし、システムの増加により、「治験における医療機関や医師等の情報が、個々のシステム毎に別管理され、メンテナンスが重複し負担が増大していること」や、「システム間でのわずかなずれがシステムを跨いだ情報の活用を阻害していること」という問題も生じている。
本問題は、複数システムで共通利用できるマスター(共通マスター)の利用により解決を目指せると考え、本成果物では「共通マスターのメリットの具体的なイメージおよび 共通マスター作成に向けた疑問や対策」について掘り下げることで、各社での共通マスターの作成や活用を促すことを目指した。本成果物が、各社での検討や、結果的にシステム活用につながると幸いである。

日本製薬工業協会 医薬品評価委員会
電子化情報部会 2023年度タスクフォース3
共通マスター検討チーム一同

治験関連システムの活用を見据えた共通マスター(医療機関 関連情報)について

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