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「製薬協メディアフォーラム」を開催
テーマは「ワクチンの有効性と安全性の考え方 ~疫学の視点から~」
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2018年3月26日、日本橋ライフサイエンスビルディング(東京都中央区)にて、「製薬協メディアフォーラム」を開催しました。今回は「ワクチンの有効性と安全性の考え方 ~疫学の視点から~」をテーマに、大阪市立大学大学院医学研究科公衆衛生学教授の福島若葉氏より講演がありました。当日は、45名の記者が参加し、活発な質疑応答も行われました。講演の概要は以下の通りです。

講演の様子
講演の様子

疫学とは

大阪市立大学大学院 医学研究科 公衆衛生学 教授 福島 若葉 氏
大阪市立大学大学院 医学研究科
公衆衛生学 教授 福島 若葉 氏

疫学は、「ヒト集団における健康事象(主に疾病)について、頻度・分布や規定要因を研究する学問」と定義されており、健康事象を紐解くための医学研究手法といえます。“疫学”と聞くと、ある疾病の患者数や年齢分布、男女比等を思い浮かべる人が多いようですが、それだけが疫学ではありません。
 疫学ではアンケート調査をよく行うイメージから、臨床研究とはまったく異なるものと思われている方もいるようです。しかし、疫学研究と臨床研究は、実際には入れ子構造になっています。まず臨床研究は、「患者集団」が対象となる研究ということです。臨床研究の中には、新薬や治療法・診断法を評価するための介入試験である臨床試験があります。さらに、臨床試験のうち、医薬品や医療機器の製造販売承認を取得するための研究が治験です。疫学研究は、「ヒト集団」を対象とする研究ですので、臨床研究も疫学研究に包含されます(図1)。よって、疫学研究を理解することは、ひいては治験を理解することにもつながります。

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