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「第27回製薬協政策セミナー」を開催
日本経済再生に向けたイノベーションの創出
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図4 日本医療研究開発機構(AMED)に求められる機能

図4 日本医療研究開発機構(AMED)に求められる機能
米満 吉和 氏

■ パネリスト講演2
大学発シーズの臨床開発におけるベンチャー企業の役割

九州大学大学院薬学研究院 革新的バイオ医薬創成学 教授 米満 吉和

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次世代の再生医療で日本にアドバンテージ

私がまだ研究者として駆け出しの1994年頃、動物実験では中和抗体を使うと効果が非常に高いことを見出し、製薬企業の開発担当者にくすりにならないだろうかと尋ねたことがあります。すると、「抗体がくすりになるなんてあり得ないでしょう」と大笑いされました。しかし、その数年後に抗体医薬が市場に登場しました。いま、抗体医薬のほとんどは海外のバイオベンチャーから生まれています。
 抗体医薬の次に来るのが細胞治療、遺伝子治療、再生医療でしょう。この分野では日本にアドバンテージがあります。バイオ医薬は特定の分子をターゲットにしていますから、特にアンメット・メディカル・ニーズへの対応に伸び代が大きいといわれています。
 医薬品の開発には莫大な費用がかかりますが、基礎研究から応用研究の間には「死の谷」(デスバレー)があり、どうすれば、基礎研究からビジネス展開につなげ、収益性を上げていくかがいま問われています。
 私が研究をはじめた頃は、アカデミアの守備範囲はシーズ研究や効能試験までで、その後は製薬企業に渡すという発想でしたが、2000年頃からアカデミアも製剤開発・非臨床・早期探索臨床試験まで、奨励されるようになってきました。

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