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「製薬協メディアフォーラム」を開催
予防接種の有効性と安全性~知るワクチンから始めよう
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ワクチン投与により患者数が減ってきているという成果も「見える化」することが必要です。いくつかのワクチンにより患者数が激減していることが表2からわかります。Hibと肺炎球菌にはワクチンがありますが、GBS(B群溶連菌)にはワクチンがありません。

表2 公的助成前後での小児期侵襲性細菌感染症の罹患率変化(5歳未満人口10万人あたり)

表2 公的助成前後での小児期侵襲性細菌感染症の罹患率変化(5歳未満人口10万人あたり)

参考資料:
2008年12月/Hib導入、 2010年2月/PCV7導入、 2010年11月/ 子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業開始
2013年4月/Hib/PCV7定期接種化、 2013年11月/PCV7⇒PCV13に変更

個々の疾患に対するワクチンの状況を見てみます。

1) 水痘

水痘は乳幼児のみならず、大人がかかると重症化する感染症です。重症化に至るハイリスク集団は表3の通りです。たくさんの合併症もあります。健康な人でも水痘で亡くなることがあり、成人では重症化することが多く、死亡例も見られます。1987年から任意接種が始まり、2014年には定期接種に導入されています。
 この定期接種導入により患者報告数は激減しています。また、それとともに2014年9月からは入院例に関する全数サーベイランスが導入され、24時間以上入院した水痘は全例届け出ることがすべての医師に義務付けられています。

表3 水痘のハイリスク集団

表3 水痘のハイリスク集団

2) 肺炎球菌感染症

ワクチン導入のおかげで大きく疫学が変わった感染症です。サーベイランスを積み重ね、ワクチンの種類が変更されてきたことなどが表4からわかります。また、インフルエンザ菌、髄膜炎菌や肺炎球菌による侵襲性感染症が定点報告から全数報告になりました。

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