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「定例会長記者会見」を開催
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2014年11月20日、東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントにおいて製薬協定例会長記者会見が開催されました。2014年7月に改めて閣議決定された「健康・医療戦略」の中には、かねてより製薬協が提言してきたいくつかの主要な施策が盛り込まれていることから、製薬産業に対する、国の経済成長を支える戦略産業としての大きな期待がうかがえます。また、製薬産業に対しては、2015年4月発足予定の日本医療研究開発機構(以下、AMED)の仕組みや成果を最大限に活用し、最新のテクノロジーを優れた医薬品の創出に確実につなげていくことを、今後いっそう求められるようになると思います。今回は、50名を超える報道関係者に向けて、多田会長から2014年度事業方針についての取り組みが説明されましたので、その概要を紹介いたします。

日本製薬工業協会 会長 多田 正世
製薬協
 多田 正世 会長


登壇者 
登壇者

2014年度事業方針について

「イノベーションの促進による医療の質の向上・経済発展への貢献」、「コンプライアンスの徹底と企業活動の透明性の向上」、「国際連携の推進とグローバルヘルス改善への取り組み」、「積極的な情報発信とステークホルダーとの相互理解の推進」の4項目を事業方針に掲げ、各項目の事業計画に基づいて、製薬協の会員会社・関係委員会などが一体となった取り組みを展開しています。
 今回は、「イノベーション」、「コンプライアンス」、「国際連携」の3点について、この半年の取り組みを中心に、業界を取り巻く環境変化も含めて、説明します。

イノベーションの促進による医療の質の向上・経済発展への貢献について

(1) 日本の創薬力

新薬を創出できる国は世界で数ヵ国しかなく、アメリカとは依然差があるものの、日本は、世界第3位の新薬創出国です。革新的医薬品の創出が使命である製薬産業では、ほかの産業と比べても極めて高い比率の研究開発投資を継続的に行い、医療の質の向上および経済発展に貢献しています。
 また、創薬研究のベースとなる科学技術の発展は、世界におけるわが国製薬産業のプレゼンスを向上させ、ひいては大きな国益につなげる原動力となります。
 今後もさらなる科学技術の発展に寄与し、その成果を取り入れて、革新的な新薬を創出していきます。
 新薬創出を促進する環境についてみてみます。最近10年間にFDAに承認された新薬の数を、国ごとにその発明の起源を組織の種類で分類すると、日本の場合は、ほとんどが大規模企業で発見された薬剤でした。それに対し、アメリカでは、約60%が大学あるいはバイオテク企業を起源としていたことがわかりました。
 日本発の新薬数をさらに増加させるためには、アメリカで行われているように、高いレベルにある日本のアカデミアの基礎研究力を創薬シーズの創出に活かし、それを実用化していく取り組みが、今後ますます重要になってきていると考えています。

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