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ICH日本シンポジウム2009開催

第4回ICH公式地域会議をICH日本シンポジウム2009として東京で開催

2009/8/24

ICHの成果の発表及び討論の場として、2~3年ごとにICH国際会議が開催されて来ましたが、この従来型の国際会議に替わるものとして、日米欧州それぞれの地域別に、より小規模化することによって開催頻度を高めたICH地域会議を開催することになりました。その公式な第1回会議が、2007年秋のICH横浜会議最終日の翌日、東京でICH東京シンポジウムと題して開催されました。その後、米国、欧州の地域会議を経て、今回は4回目(日本地区では2回目)のICH地域会議が、「ICH日本シンポジウム2009」と題して、6月12日、東京船堀のタワーホール船堀で開催されました。

本シンポジウムには、アフリカ、アジア、欧州及び北米の18ヵ国(ボツワナ、モザンビーク、中国、台湾、インド、韓国、シンガポール、タイ、オーストリア、ベルギー、フランス、ドイツ、スウェーデン、英国、カナダ、米国及び日本)から、約600名の医薬品規制当局、医薬品産業及びその関係者などが参加しました。ICH横浜会議の成果についての情報共有が図られると共に、アジア地域におけるICHガイドライン実施に向けての取り組みについての認識が深まり、シンポジウムが成功裏に幕を閉じました。

ICH日本シンポジウム2009は以下のプログラムで開催されました。先ず第Ⅰ部では、各トピックの動向として、横浜会議での専門家作業部会の進捗・成果の発表・討論が行われました。次に第Ⅱ部では、ICH運営委員会直下のICH国際協力委員会の活動の一環として、アジア各国におけるICHの取り組みと題したパネルディスカッションが行われました。

第Ⅰ部トピックの動向では、先ず「ICHの歩み」として歴史と今後について、次に「ICH最新動向」としてICHで議論されている全トピックの進捗・成果の要約の発表が行われました。一方、各トピックの進捗・成果は、4領域(品質、安全性、有効性、複合)別のセッションを設け、そこで各専門家からの報告を受けると共に活発な討論が行われました。発表は、ICHの主催者である日本、米国、欧州連合(EU)の各医薬品規制当局(日本:厚生労働省(MHLW)、米国:食品医薬品局(FDA)、EU:欧州委員会(EC))と各業界団体(日本:日本製薬工業協会(JPMA)、米国:米国研究製薬工業協会(PhRMA)、EU:欧州製薬団体連合会(EFPIA))の計6団体からの専門家によって行われました。これによって、参加者は、ICH横浜会議の全貌を把握すると共に、各トピックの内容、進捗、そして今後の動向についての理解の促進が図られました。同時に、各トピックにおいて、各国の専門家との直接の議論を持つ機会を得られ、トピックそのものに対する理解を更に深める機会となりました。

第Ⅱ部パネルディスカッションでは、アジア各国におけるICHガイドラインに対する取り組みに焦点を当てた発表と討論が行われました。先ず、日本製薬工業協会ICHプロジェクト委員長・和田氏が議論をリードする座長を務めると共に、ICH国際協力委員会の経緯・取り組みについて発表しました。続いて、非ICH地域におけるICH研修についてカナダ厚生省のウォード氏が、また、ICHの取り組みの現状について、シンガポール及び台湾の事例をそれぞれシンガポール健康科学局のリム氏及び台湾保健省のウォング氏が、更に、アジア各国におけるICH研修について、タイ及び韓国の事例をそれぞれタイ厚生省ジャブルングリット氏及び韓国毒性研究院の金氏が発表しました。

本シンポジウムのプログラム(英語版)、講演時間割(日本語版)、会議記録(Proceedings of ICH Public Meeting: ICH Japan Symposium 2009、英語版)は、以下にファイルを添付していますので、直接ご覧いただくことができます。

以上

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