医薬品評価委員会 治験関連ITシステムのアカウント管理の現状に対するシングルサインオン(SSO)利用の紹介

電子化情報部会

2024年4月

治験関連業務のIT化が進んでいる一方、システムの数だけID、パスワードの発行が必要となる。システムの数に比例してアカウント管理が煩雑になり負担が増加する側面がある。セキュリティを担保しつつ、アカウント管理を効率的に行う仕組みはないかを調査し、その仕組みの中の一つである「シングルサインオン(Single Sign On:SSO※)」について注目した。SSOを利用することによって期待される効果は、以下の通りである。

  • ITシステム毎に発行されているユーザーアカウントを一元管理できる。
  • ユーザー及び各システムの管理者のアカウント管理の負担を軽減できる。

SSOに関する実態を広く知っていただくため「シングルサインオン(Single Sign On:SSO)」について紹介する資料を作成した。
本書は、治験関連システムを活用する中でアカウント管理を効率的に行う手段の一例を紹介した資料である。治験担当者などのIT部門の担当者以外の方への基本的な知識の一つとして参考にしていただければ幸いである。

日本製薬工業協会 医薬品評価委員会
電子化情報部会 2023年度タスクフォース3
アカウント管理検討チーム一同

  • Single Sign On:SSOとは
    一度のユーザー認証処理によって独立した複数のITシステムが利用可能になる仕組み

治験関連ITシステムのアカウント管理の現状に対するシングルサインオン(SSO)利用の紹介

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