製薬協について 製薬協について

製薬産業の貢献と挑戦

製薬産業の貢献と挑戦の画像

私たちの目標は、優れた医薬品の継続的な研究開発と安定的な供給を通して「世界の人々の健康と福祉の向上」に貢献することです。そのために私たちは、目覚しい発展を遂げる生命科学に対する真摯であくなき探求や、高い倫理性に基づいた企業行動など「生命関連産業としての使命」を果たすとともに、多岐に亘る課題の解決に取り組んでいます。

そして、製薬産業には、患者ニーズを踏まえた革新的な医薬品の創出による「健康長寿社会の実現」はもとより、新薬の研究開発活動を維持・活性化するために確保した収益により、安定した担税力や投資の拡大といった面からの「経済成長への寄与」が期待されています。また、精力的な研究開発活動の過程における産・学・官連携の推進や先端分野への挑戦などにより、「科学技術の発展・波及」への貢献が期待されています。

こうした製薬産業としての貢献は、全世界への優れた新薬の展開や数少ない新薬創出国としてのリーダーシップ発揮など「グローバルヘルスへの寄与」といった形で、日本のみならず世界の成長・発展を牽引するものとしても大きな期待が寄せられています。

製薬産業のビジョンとミッション

人々の健康と福祉の向上への貢献、を目指して。

緊急時の医薬品供給

  • 震災などの災害時も最短で医薬品を供給
  • バイオテロ・パンデミックへの対応
  • 輸入元のカントリーリスクへの対応

様々なCSR活動

  • 疾患啓発に向けた取り組み
    EX.がん患者の疼痛緩和ケアの啓発事業
  • 製薬産業を知ってもらう取り組み
    EX.医薬品に関するミュジーアムを開設
  • 社会の一員としての取り組み
    EX.高規格救急車の病院への寄贈、長期療養の子どもへの支援

社会的に必要性が高い産業 製薬産業のイメージについて
2012年、20歳以上の男女2000人への調査)

社会的に必要性が高い産業:93.5%, 技術力が高い産業:93:0%, 研究開発に熱心な産業:87.5%, 高収益を上げている産業:87.2%, 将来性がある産業:85.9%

出典:「第7回くすりと製薬産業に関する生活者意識調査」、製薬協2012年10月

Column<コラム>

医薬品の分類

医薬品は「医療用医薬品」「一般用医薬品(OTC薬:Over The Counter Drug)」に分けられます。
「医療用医薬品」とは、医師または歯科医師が診断のうえ、患者さん一人ひとりの病気やけがの程度などを判断して使用されるくすりのことです。「新薬(先発医薬品)」と「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」に分けられます。
これに対して「一般用医薬品」とは、「大衆薬」や「家庭薬」と呼ばれるもので、患者さんが症状に合わせて薬局・薬店・ネットで購入し使用するくすりのことです。リスクの程度に応じて第1類、第2類、第3類の3つのグループに分類されており、販売に際しては適切な情報提供を行うことが求められています。

新薬の貢献

新薬の研究開発が導く、長く、健やかに暮らせる社会。

人の生命は、心臓、肺、肝臓、腎臓など、さまざまな臓器の働きによって維持されています。これらが正常に働かず、役割を果たさなくなった場合、他の人から臓器の提供を受ける移植や人工透析という方法があります。製薬業界では、移植時の拒絶反応を防ぐ免疫抑制剤などの新薬を開発することで、移植、人工透析の治療成績向上を図るなど、健康長寿社会の実現を目指しています。

腎臓移植数・透析患者数の推移と各薬剤の承認取得年
グラフ

データ:日本移植学会及び日本透析医学会のホームページより

アンメット・メディカル・ニーズへの取り組み

すべての疾病克服のために。飽くことなく、繰り返される挑戦の日々。

「アンメット・メディカル・ニーズ」は、いまだに有効な治療方法が確立されていない疾病に対する医薬品・医療への強い要望を意味します。グラフの左下の領域にある疾病は、決定的な治療薬がいまだに開発されていません。製薬協会員会社は、社会からの強い要望を受け、この領域にあるアルツハイマー病、エイズ、がんなどの疾病の治療薬について積極的な研究開発に取り組んでいます。

治療満足度別に見た新薬の承認状況
分布図

治療満足度:2005年度 新薬の承認状況:2006-2010年
出所:財団法人ヒューマンサイエンス振興財団による調査結果及びPMDA公表資料をもとに作成
出典:医薬産業政策研究所政策研ニュース No.31(2010年)を一部改変

先端分野への挑戦

最先端の科学技術を用いて、薬のさらなる安全性・有効性を探求。

山中伸弥教授(京都大学)がノーベル賞を受賞された、日本が世界に誇るヒトIPS細胞技術。製薬協会員会社は、ヒトIPS細胞から分化させた心筋・肝臓・神経細胞を用いた、医薬品の安全性評価の可能性や実用性に向けた取り組みを進めています。

ヒトIPS細胞を用いた安全性評価法の確立による絵薬品開発の効率化

「きぼう」でのたんぱく質の高品質結晶化

製薬会員会社は宇宙航空研究開発機構(JAXA)の国際宇宙ステーション「きぼう(日本実験棟)」における微小重力環境を利用したタンパク質の高品質結晶化計画に10年以上に渡って参画し、創薬に繋がる重要な研究結果を得ています。

出所:独立行政法人宇宙航空研究開発機構有人ミッション本部宇宙環境利用センター提供

高度かつ多様な人財の育成・活用

人財の質・多用性こそ、日本の製薬業界が誇る財産。

資源の少ない国、日本。私たちの枯れることのない資源は、人の技術、そして、知識です。製薬産業は、日本が誇る主要製造業の中でも、研究者総数に占める博士号取得者の割合が圧倒的に高く、国内外の多様な人財の受け皿となり、多くの優秀な研究者が成長し、輩出される産業となっています。

主要製造業の研究者総数に占める博士取得者の割合/2012年
グラフ

出所:平成24年度産業技術研究調査(総務省)を元に作成

高付加価値産業としての製薬産業

一人ひとりの生産効率の高さで日本の経済成長に、好影響を。

製薬産業の経済への良好な影響を示す指標の一つとして、従業員一人あたりの付加価値額が非常に高いという点が挙げられます。つまり、ビジネスとしての生産効率が非常に高い産業であるといえます。右記の図では、自動車、鉄鋼など数ある主要産業の中でも、群を抜いて付加価値が高いことを表しています。

従業員一人あたりの産業別付加価値額/2010年
グラフ

出展:平成22年工業統計調査 産業編、経済産業省
出展:「バイオ医薬品関連政策の視点-我が国における創薬事業の発展に向けて」
-平成25年5月経済産業省生物化学産業課

安定した高水準の担税力

納税水準を常に維持し、社会基盤の安定に貢献。

製薬産業は、過去より自動車、電機、情報通信、鉄鋼など、日本の主要製造業の一つとして、高水準の納税額を維持してきました。2008年度の世界金融危機後には、不況にも強い産業として自動車産業を抜き、納税額でトップに。本業である医療への貢献だけでなく、高水準の担税力によって経済・社会に貢献していきます。

主要製造業の国内納税者額の推移
グラフ

※ 製薬協会員(52社)
出展:医薬品産業ビジョン2013資料編厚生労働省を改編

新薬創出における日本の役割

全世界が期待を寄せる、日本の優れた創薬力。

新薬を開発するために必要とされる技術は非常に高度であり、世界を見渡しても、新薬創出国は数えるほどしかありません。その中で、日本は新薬の開発品目数において世界第3位を誇り、これまでも世界中の健康に寄与してきました、今後も、革新的な新薬を提供することで、「アンメット・メディカル・ニーズ」を満たし、世界の医療に貢献していきます。

日本は世界で第3位の新薬創出国
円グラフ

2010年世界売上上位100品目を対象に©2014|MS Health,|MS Word Review,|Phamaprojectsを
用いて医薬産業政策研究所にて作成(転載・複写禁止)

3大感染症とNTDS

人の健康を支え、命を救う。国境も、国籍も超えた普遍の使命。

エイズ、結核、マラリアの3大感染症、そして、デング熱やハンセン病といった、「顧みられない熱帯病(Neglected Tropical Diseases:NTDS)の疾病に対して、いま、地球規模での解決が求められています。人類への脅威となるこれらの疾病の根絶に向けて、製薬協会員会社は、国際機関等との連携のもと、治療薬の開発等に取り組んでいます。

3大感染症及びNTDS

149の国と地域で蔓延/10億人を超える患者数(WHO)貧困と疾患の負の連鎖

製薬協会員企業の取組み事例

2012年

  • マラリヤ治療薬の開発販売
  • シャガース病、リーシュマニア病、アフリカ睡眠病、デング熱治療薬の開発
  • シャガース病、リーシュマニア病のワクチン開発
  • 住血吸虫症感染症治療薬の小児用製剤の開発

2013年

  • HIV感染症治療薬の承認申請/販売
  • 欧州医薬品委員会より結核治療薬の欧州での販売承認推奨取得
  • 抗結核薬の創薬パートナーシップ
  • 新規結核ワクチンの共同開発
  • リンパ系フィラリア症治療薬の無償提供

このページのトップへ

  • キャンペーン
  • 製薬協ニューズレター メールマガジン登録はこちらから
  • くすり研究所
  • 治験について
  • グローバルヘルス
  • Stop AMR 薬剤耐性に対する製薬協の取り組み
  • APAC
  • くすりの情報Q&A
  • 製薬協のテレビCM