


体には、病気やケガを治そうとする「自然治癒力(しぜんちゆりょく)」があります。くすりは、その力をさらに高めるお手伝いをしてくれます。

学校や家にいるとき、体がおかしいなと感じたら、我慢(がまん)しないで学校の先生やおうちの人に相談しましょう。

セルフメディケーションの行動は、日ごろから、自分の体の状態を知って、病気にならないように気をつけることから始まります。
病気、くすりに関する知識を身につけることも、とても大切です。

体には、病気やケガを自分で治そうとする力が備わっています。
例えば、かぜをひいたとき、消化の良いものを食べ、あたたかくしてねていると、治ることがあります。これを「自然治癒力(しぜんちゆりょく) 」と言います。
では、くすりはなんのために使うのでしょうか?
くすりは主に、「自然治癒力(しぜんちゆりょく) 」を助ける働きをし、病気やケガを早くもとの健康な状態にもどします。また、細菌(さいきん)を殺したり、病気を予防するくすりもあります。

- 1. 外で適度な運動をしよう
- 2. 1日3食バランスの取れた食事をとろう
- 3. 十分な睡眠(すいみん)をとろう
くすりは、あくまでも回復のサポート役!むやみにくすりにたよらないことも大事です。

飲みぐすりの場合、口から入ったくすりは、食べ物と同じように胃を通って、小腸で吸収(きゅうしゅう)されます。
吸収(きゅうしゅう)されたくすりは肝臓(かんぞう)へと移動し、そこで 代謝(たいしゃ)(分解)されて血液中に入ります。血液にのったくすりは体内をめぐりながら、15分~30分ほどで病気の部位に届き、病気の進行をおそくしたり、症状をゆるめたりしてくれます。
くすりの効果をきちんと得るためには、健康の三原則(運動、食事、睡眠(すいみん))を守ることが大切です。

