健康医療データの用語集
レセプトデータ
診療報酬明細書、通称「レセプト」は、医療機関などが保険者(健康保険組合や国民健康保険など)に対して、診療にかかった費用を請求するための明細書です。医療機関が、受診した患者さんごとに、月単位で作成します。
医療機関は、カルテから1か月の診療内容を集約した保険請求を行うためのレセプトを作成し、審査支払機関に提出します。審査支払機関では、レセプトに記載されている診療内容が国の定める診療報酬の請求ルールに則って行われているかを審査します。審査が通ると、保険者に医療費を請求し、医療機関へ医療費が支払われます。
レセプトには、氏名、生年月日、性別、保険者・被保険者番号、診療年月、診療科、医師名、傷病名、診療行為や診療報酬点数などの情報が記載されます。レセプトは、病院、クリニック(診療所)、歯科クリニック、調剤薬局(保険薬局)、訪問看護ステーションなど様々な機関から請求されます。
レセプトデータは、匿名医療保険等関連情報データベース(NDB)、国保データベース(KDB)など、公的にデータベース化されており、医療費適正化ための調査・分析、公益性のある研究・調査などに利用されています。また、健康保険組合や医療機関に集積されたレセプトデータも様々な二次利用の目的で活用されており、日本でもっともよく整備され、活用されている医療データの一つと言えます。
