新しいくすりができると、患者さんや家族の負担はどうなる?
身体的、経済的な負担を軽くしています。
新しいくすりの開発は、患者さんの身体的な負担と経済的な負担、家族の介護にかかる労力を軽くし、医療費をおさえることに貢献(こうけん)しています。たとえば、1990年代に開発されたアルツハイマー病(脳(のう)を構成している神経細胞の減少により、物忘れや記憶障害(きおくしょうがい)などが起こる病気)の進行が遅らせるくすりは、家族が患者さんの介護に要する労力と費用を軽減しました。