予防接種をすると、どうなる?
伝染病にかかりにくくなります。
予防接種(よぼうせっしゅ)は、人の体が持つ免疫(めんえき)の力を利用して感染(かんせん)防止や発症時(はっしょうじ)の症状(しょうじょう)を軽くすることができます。フランスの細菌学者・パスツールは、ジェンナーの考えた天然痘(てんねんとう)を予防する種痘法(しゅとうほう)に「ワクチン」という名前をつけ、研究のすえ、伝染病(でんせんびょう)にかかりにくくするために、前もってワクチンを打って体の中に免疫(めんえき)(細菌(さいきん)などから体を守る機能)をつくる「予防接種(よぼうせっしゅ)」を世に広めました。