1度、抗体(こうたい)ができると、どうなる?
1度、抗体(こうたい)ができれば、同じ病気にかかりにくくなります。
人間の体には、ウイルスが入ってくると、抗体(こうたい)という物質をつくり出して、ウイルスを追い出そうとする力があります。このしくみを免疫(めんえき)といい、1度そのウイルスに対応できる抗体(こうたい)ができれば同じ病気にかかりにくくなります。エドワード・ジェンナーというイギリスの医学者は、この免疫(めんえき)力を利用した「種痘(しゅとう)」という予防法を考え、多くの人を伝染病(でんせんびょう)から救いました。