治験説明リーフレット 健康被害に関する補償とは

「くすりの候補」は、患者さん*の安全性を十分確認しながら慎重に開発していますが、予期せぬ健康被害が生じる場合もあります。健康被害が起き、補償対象と判断された場合に法律に則り患者さんの不利益について補償をいたします。

  • ワクチンなど一部の薬剤では健康な方を対象とする場合もあります。

補償とは?

補償とは、治験依頼者(製薬企業)あるいは医療機関などに法令違反や落ち度がなくても、治験によって患者さんに生じた不利益が補償対象と判断された場合、治験依頼者(製薬企業)が補填することを言います。補償の内容としては一般に「医療費」、「医療手当」、「補償金」の事を言います。

「医療費」とは?

医療費とは、患者さんの治療に要した診療費及び薬剤費を言います。

「医療手当」とは?

医療手当とは、入院を必要とするような健康被害の場合は、治験依頼者(製薬企業)が定める補償制度に従い支払われる、定められた費用を言います。

「補償金」とは?

死亡または後遺障害が生じた場合には治験依頼者(製薬企業)が定める補償制度に従い補償金を支払います。

賠償とは?

賠償とは、治験依頼者、医療機関などが法令に違反したことによって生じた不利益に対して損害を補填することです。
賠償責任が裁判などで認められた場合に、賠償金が支払われることになります。

その他の具体的な補償内容は、治験ごとに詳細な内容が異なりますので、治験責任医師もしくは治験コーディネーター(CRC)にご確認ください。

健康被害に関する補償とは(200KB)

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