漏えいしたデータに氏名などが含まれていた場合には、あなたの病気のことや健康状態をほかの人に知られたり、それにあわせて不審なセールスの勧誘を受けたり、差別や偏見などの被害を受ける恐れがあります。また、漏えいした事実を知ることによって精神的な被害を受けるリスクも考えられます。しかしながら、製薬企業が健康医療データを研究開発等に活用する場合、一般的には氏名・住所・連絡先は入手しておらず、万が一の流出時の被害リスクを低減するようにしています。氏名・住所・連絡先の情報が含まれない場合には個人を特定するのが難しいため、上記のような直接的な被害を受ける可能性は高くありません。一般的には氏名や住所などのあなたを特定できる情報が製薬企業に提供されることはありません。そのため製薬企業は、氏名や住所といった情報がなく、特定の個人を識別できない状態で健康医療データを保管しています。製薬企業は関連法規を順守して、適切な個人情報の管理をしています。健康医療データが漏えいするとどのような不利益が起こりますか？製薬企業へどのような健康医療データが提供され、管理されていますか？Q7Q7Q8Q8
元のページ ../index.html#12