あなたが複数の医療機関を受診しているような場合や救急医療をうけるようなとき、アレルギーやいろいろな体質について情報の共有ができるので、より正確な病気の診断や適切な治療を受けられることを期待できます。また、併用してはならない医薬品が、別々の医療機関で処方されるリスクが減ることも期待できます。将来的には初診時の問診票の記入の手間も軽減されるかもしれません。これらにより、これまで以上に効率的で安全な医療が受けられる可能性が高まります。医学や医療は過去から現在に至るまで様々な経験や研究等をもとに進歩し続けています。健康医療データを医療関係者・大学・企業の研究者らが利活用することで、個人にあった治療が提供されるようになるだけではなく、新たな治療方法の発見、医薬品・医療機器等の開発、副作用の調査、医療コストの低下に繋がることが期待されます。つまり、健康医療データの利用は、あなたに直接的に役立つだけではなく、あなたのご家族や身近な人たちをはじめ世界の人々の健康や効率的な医療に役立ちます。健康医療データを活用すると、私にどのようなメリットがありますか?健康医療データの利用が私以外の役に立つのでしょうか?Q3Q3Q4Q4
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