刊行物

リサーチペーパー

技術革新が医薬品開発に与える影響

森下 芳和 (医薬産業政策研究所 主任研究員)
川上 裕 (医薬産業政策研究所 主任研究員)

(No.27:2005年6月発行)

 製薬企業の研究開発部門の役割は医薬品の種を見つけ出し、新薬として開発を進め、承認を取得し、市場に提供することである。現在までに生み出された新薬の多くは、生命科学の発展とそれに伴う様々な技術革新の貢献によって創り出されてきた。今後は、バイオインフォマティックス、プロテオミクス、ゲノミクスといった新規技術を活用し、標的分子に狙いを定めた薬剤の設計や遺伝子解析、蛋白質の高速大量解析が進められ、新しいタイプの新薬が開発されていくことが期待されている。

 創薬の研究開発では、技術革新(イノベーション)に投資し、先端技術や革新的技術を導入・応用することで新薬が創出されると考えられている。しかし、イノベーションに対する投資は拡大を続けているものの、新薬の数は減少傾向にあり、イノベーションは必ずしも新薬の創出に結びついていないようにも見える。

 本研究報告では製薬企業の研究開発に関わる個々の意識・見解をインタビュー調査し、日々の活動の中で、探索研究部門、臨床研究部門におけるイノベーションをどう捉え、新薬創出のためにどのようなイノベーションに取り組んでいるのか調査した。また、イノベーションを新薬創出に結びつけていくためには、今後製薬企業がどのような取組みを考えていく必要があるのか考察した。

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